編集元: 目撃DQN57◇◆サムかった、披露宴・・・◆◇ 181: 2010/09/11(土) 18:44:14 数年前の話。 前に勤めていた職場宛てに「○○係様」という漠然としたあて先の披露宴の招待状が届いた。 返信用の葉書が新郎名義なんだけど、その名前を見ても同じ係りの誰も思いつかない。 みんなで「誰だっけ?」「こんな奴いたっけ」と首を傾げて、係長が人事ファイル(今までの採用者のコピー)を見て 該当者をみつけてくれた。 確かにいた。 採用された初日、昼休みが終わっても戻ってこなかった派遣社員A君。 迷ってるのか?具合が悪いのか?と心配になって探し回り、派遣元に連絡をしてもらったところ 「思ってた仕事と違ったので家に帰りました」と言い切った、ある意味ツワモノの彼w そりゃ誰も覚えて無いわ、とみんな納得。 披露宴は某有名ホテルの大広間、しかも会費無し、ご祝儀は辞退という大盤振る舞い。 好奇心が強いバツイチ女性から、タダ飯目的の私まで係14人中9人が参加した。 当日、披露宴は想像以上に人が多く、招待客100人以上。 そして、食事はビュッフェ形式で食べ放題飲み放題の豪華さ。 披露宴がはじまって新郎新婦がでてきて二人の簡単なプロフィールが紹介されたが 新婦は帰国子女で中学から大学まで某有名女子校に通い、その後は父親の会社に就職するというお嬢様っぷり。 それに対してA君は公立小学校から高校まで、その後は私立の三流大学を卒業。 さらに、○○株式会社(←ウチ)、××工業株式会社、△△株式会社などを「勉強のために」渡り歩き、 今年の○月から新婦さまのお父様の会社に就職…という紹介に思わず私たち苦笑い。 「勉強のためかよ」「半日で何学んだんだw」と小声で突っ込んでいると すぐ近くの席の人たちもなにやら苦笑いしているのをみつけ、その後歓談時間に話しかけてみたところ ××工業株式会社の人で、そこは3日目にこなくなって「これが三日坊主か」と話題になったという話。 新婦は友達も多く、歓談になったら大勢が高砂に詰めかけ色々話しかけるのに対し 新郎は誰もいかないので、仕方なく私たちがいって話しかけたんだけど、当然ながら会話も弾ますスゴスゴと退席。 新婦側の豪華な招待客に比べ、新郎側の明らかに「数合わせ」の招待客という対比が面白い披露宴でした。 ちなみにご飯はものすごく美味しかったです。…