【吉見一起の目】「余裕がないのかな…」広島・森下暢仁、”良さ”が消えている現状に首かしげる 技術的な疑問点も指摘 「5回の2点目も二遊間が意思疎通を欠いた安打から。確かに、かわいそうなところはありましたね」。中日スポーツ評論家の吉見一起さんは、拙守にも泣いた森下に同情を寄せながらも「余裕がないのかな…」とトンネルの出口が見えない現状に首をかしげた。 「彼の良さは試合の中でギアチェンジができるところ。でも、今は走者がいてもいなくても常にMAXで投げているように感じる」と言う。 さらに「ずっと見ているわけではない。(森下の登板試合は)3試合しか見ていないが」と前置きしながら、「リリースポイントが上過ぎるのでは?」と技術的な疑問点も口にした。 「元々、真上から投げる投手だが極端な話、右耳の上ぐらいからボールが出てきているような感じ。リリースのアングルがいつもと違うように見えるんです。メカニック的にタイミングが合っていないんじゃないかな」 (全文はリンク先) ・20試合登板して17回のQS。QS数もQS率もリーグトップ。防御率は2.52の10位で中日の高橋宏斗より上。森下以外に問題があるのでは…