
神戸が“関西対決”を制しWEST首位・名古屋に勝ち点で並ぶ!…京都はPK戦含めて4連敗 明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドWEST第12節延期分が13日に行われ、ヴィッセル神戸と京都サンガF.C.が対戦した。 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズからの帰国後は、4試合を戦いわずか1勝と苦しい戦いが続いている神戸。“西の首位”の座を名古屋へ明け渡すこととなったが、1試合未消化ながら勝ち点差はわずかに「3」で、逆転優勝に向けて早く調子を取り戻したいところだ。対する京都もここのところ思うように勝ち点を獲得できておらず、現在はPK戦を含めて3連敗中。2試合未消化ながら10チーム中暫定9位と不本意な位置につけている。“関西対決”を制して悪い流れを断ち切るのはどちらのチームになるだろうか。 序盤い主導権を握ったのは神戸。京都のビルドアップに対して前線からプレスをかけつつ、両サイドを起点にゴールに迫っていく。16分、中央へ絞ったジエゴから左に開いた佐々木大樹へ展開してそのままボックス内へ侵入。リターンパスを受けて左足を振り抜いたが、GK太田岳志の好セーブに阻まれる。一方、劣勢の京都は28分に前線でボールを奪ったラファエル・エリアスが強烈なミドルシュートを放つも、枠を捉えることができない。 攻勢を強める神戸は35分、右サイドからゴール前にロングスローを送り、こぼれ球を拾った井手口陽介のラストパスから大迫勇也がフィニッシュ。その5分後には自陣でのボール奪取から鋭いカウンターに転じ、大迫のスルーパスに抜け出した佐々木がシュートを放ったが、どちらのシーンでも京都の粘り強い守備に阻まれネットを揺らすことはできず。前半はスコアレスで終了した。 後半はややオープンな展開が続き、京都もゴールに迫るシーンを増やしていく。67分にユン・ソンジュンが巧みなターンでプレスを回避し、敵陣バイタルエリア手前でパスを受けた中野瑠馬が短いドリブルからミドルシュート。72分にはセカンドボールを回収したところから二次攻撃に繋げ、ボックス内右でボールを引き出した新井晴樹のグラウンダークロスをエリアスが押し込みネットを揺らしたが、VARによる確認の結果オフサイドの判定が下され、先制とはならなかった。 すると78分、左CKを獲得した神戸はセカンドボールを回収した井手口が右へ展開し、直前に投入されたばかりの満田誠が右足で柔らかいクロスを供給。エンリケ・トレヴィザンとの競り合いを制したンドカ・ボニフェイスがヘディングシュートを叩き込み、先制に成功した。京都は失点直後、アレックス・ソウザとジョアン・ペドロの連携で左サイドを攻略し、グラウンダーのクロスにエリアスが反応したが、シュートは惜しくも枠を外れる。 試合は1-0で終了し、勝利した神戸が首位の名古屋と勝ち点で並んだ一方、京都はPK戦を含めて4連敗となった。両チームの次戦は17日に控える第17節。神戸はアウェイでV・ファーレン長崎、京都はホームでサンフレッチェ広島と対戦する。【スコア】ヴィッセル神戸 1-0 京都サンガF.C.【得点者】1-0 78分 ンドカ・ボニフェイス(ヴィッセル神戸)町田が“東京クラシック”制すも…首位・鹿島とは残り2節で「6」ポイント差、東京Vは3連敗 明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドEAST第12節延期分が13日に行われ、FC町田ゼルビアと東京ヴェルディが対戦した。 2024年の“昇格同期”による“東京クラシック”。3位町田は1試合消化の多い首位鹿島アントラーズに「8」ポイント差をつけられており、逆転優勝のためには勝ち続けることが必須だ。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズ参戦に伴い、過密日程を強いられているが、一戦必勝の思いで残り3試合へ臨む。一方、東京Vは直近の連敗によって3位以上との勝ち点差が開いたが、鹿島を相手に唯一90分以内での勝利を収めるなど粘り強い戦いが続いている。町田との前回対戦では最終盤の連続ゴールで追いつくと、PK戦を制して劇的な勝利を収めており、今節は“ダブル”を狙う一戦だ。 前半は拮抗した展開に。町田は後方からパスを繋ぎつつ、最前列のテテ・イェンギをターゲットとしたロングボールも織り交ぜながらチャンスをうかがうが、序盤はなかなかフィニッシュまで持ち込めず。対する東京Vは統率された守備で町田に良い形を作らせないが、両ウイングバック(WB)が高い位置を取ることができず、後方からのビルドアップにも苦労。次第に守りの時間が長くなっていく。 両チーム通じて最初の決定機は32分。右サイドのスペースに流れたイェンギがボールをキープし、サポートに入った中村帆高の斜めのパスからナ・サンホのフリックを受けてボックス内へ侵入したが、左足のシュートは惜しくも枠の左へ外れる。42分にはショートコーナーの流れからイェンギの落としを受けた徳村楓大が強烈なミドルシュートを放つも、GKマテウスの好セーブに阻まれ、前半はスコアレスで終了した。 流れを変えたい東京Vは後半開始と同時に福田湧矢を投入。52分には左サイド深い位置でのスローインから細かくパスを繋いで齋藤功佑が低いクロスを上げ、ファーサイドに走り込んだ鈴木海音が右足を振ったが、強烈なシュートは惜しくも枠の右へ外れる。一方の町田はナ・サンホの突破やセットプレーからゴールに迫るも、東京Vの守備陣も集中した対応を続け得点を許さない。 その後はややオープンな展開が続き、互いにゴール前に迫るシーンを作るが、ネットを揺らすまでには至らない。逆転優勝に向けて勝利が必要となる町田は最終盤にかけて東京Vを押し込むが、ラストパスやフィニッシュの精度を欠き、最後まで歓喜の瞬間は訪れなかった。試合はスコアレスドローで終了し、PK戦に突入。4人全員が成功した町田に対して、東京Vは2人目の福田と4人目の稲見哲行が失敗し、町田が“東京クラシック”を制した。 この結果、町田は残り2試合で首位の鹿島と「6」ポイント差となり、かろうじて逆転優勝の可能性を残した。両チームの次戦は今週末に控える第17節。町田は17日に川崎フロンターレ。東京Vは16日に水戸ホーリーホックといずれもアウェイで対戦する。【スコア】FC町田ゼルビア 0-0(PK:4-2) 東京ヴェルディ◇◆◇◆◇ヴィッセル神戸Part1421◇◆◇◆◇…