サムスン電子・ハイニックスへの偏重さらに拡大…「半導体除けば事実上KOSPIは4100台」(中央日報) 韓国総合株価指数(KOSPI)が史上初めて7000ラインを突破したが、半導体「2強」であるサムスン電子とSKハイニックスを中心とした偏重現象はさらに深化している。KOSPIが1000ポイント上がるたびに、2銘柄が時価総額の増加分に占める比重が大きくなり、半導体大型株だけが疾走する「K字型株式市場」の影が濃くなっているという指摘が出ている。 7日、韓国取引所によると、KOSPIが6000を突破してから7000台に上昇する間、有価証券市場全体の時価総額は約1040兆ウォン(約112兆億円)増加した。このうちサムスン電子(優先株含む)の時価総額は386兆ウォン、SKハイニックスは415兆ウォン増えた。2銘柄の増加分だけで801兆ウォンに達し、全体の時価総額増加分の77%を占めた。 (中略) 2銘柄がKOSPI全体の時価総額に占める比重も半分に迫っている。KOSPIが7000を超えた6日基準で、サムスン電子とSKハイニックスがKOSPI上場時価総額に占める比重は47.02%だった。KOSPI上場企業全体の価値の半分近くが2銘柄に集まっていることになる。 問題は、ほとんどの銘柄が下落している点だ。この日のKOSPI市場で下落銘柄は679本で、上昇200本の3.4倍に達した。ユジン投資証券のホ・ジェファン研究員は「半導体以外のほとんどの業種はKOSPI上昇についていけていない」とし、「半導体を除いたKOSPIは4100台と推定される」と述べた。あわせて「戦争が終結しても、消費関連株とコスダック指数(KOSDAQ)の疎外現象は上半期も続く可能性がある」と付け加えた。 グループ単位に広げて見ると、偏りはより顕著に表れる。この日、サムスングループの時価総額は1981兆ウォン、SKグループは1404兆ウォンと集計された。2つのグループを合わせれば、韓国証券市場全体に占める比重が66%に達する。韓国証券市場における時価総額の3分の2がサムスンとSKの2大グループに集中しているのだ。3位の現代車グループの時価総額が297兆ウォン水準である点を考慮すれば、その格差は圧倒的だ。 (引用ここまで) ちょっと前まで「5万電子」とか呼ばれていたサムスン電子の株価は今日の終値で26万8,500ウォン。 1年間で+400%ほど上昇。 EPSから見るとまだ上昇余地は充分に残されている状況といえます。 同様にSKハイニックスも終値で168万6000ウォン。 1年で+800%弱。 このふたつの株を持っているだけで相当な富を築けていましたね。 さすがにサムスン電子の株をそこまで握力強くは持ちきれなかったなぁ……。 んで、これら2社の株価上昇に引っ張られる形で、韓国の株式総合指数であるKOSPIも右肩上がり中。 今日は7498ポイントで1年でざっくり倍になっています。 ところが、「メモリ2社を除くとKOSPIは4100ポイント前後になるだろう」との識者の話が出ています。 ここで「え、4100ポイント……あれ?」って違和感を覚える人がいたらだいぶ楽韓Webを読み込んでいる人ですかね。 この2月に「5000ポイントに到達した」って報道が大々的にされていたのですが。 その際に「2社を除くと4200ポイントほどだ」って記事があったのです。 4200ポイントから4100ポイント。 2月から2500ポイント、3ヶ月で1.5倍になっているにも関わらず、2社を除いた指数が下落しているっていう。 まあ、2社だけを除いて指数を計算するってのは面倒なので、多少の誤差はあるにしてもです。 サムスン電子、SKハイニックスの株価上昇を除くと完全にフラットか、下落基調。 メモリ産業の隆盛が韓国経済全体には影響を与えていないか、与えていても微々たるものってことが分かります。 内需は不況のままってことですね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…