3月の外国為替保有額40億ドル減少…高為替レート安定化措置の影響(イーデイリー・朝鮮語) 先月、我が国の外国為替保有額が米国とイラン戦争による高為替レート安定化措置のため1カ月ぶりに減少傾向に戻った。去る2月には3ヶ月ぶりに増加したが、市場安定化措置と国民年金との外国為替スワップなどに減ったためだ。 韓国銀行が2日発表した「2026年3月末の外貨準備高」によると、先月末の韓国の外貨準備高は4236億6000万ドルで、前月末(4276億2000万ドル)より39億7000万ドル減少した。 韓国の外貨準備高は昨年2〜5月には4100億ドルを下回ったが、以後6カ月連続で増加し、11月には3年3カ月ぶりに4300億ドルを越えた。 しかし、昨年12月と今年1月には減少に転じ、4300億ドルを下回って以来、2月に入って反騰に成功したが、すぐに減少に転じ、依然として4300億ドルを下回っている。 (引用ここまで) 韓国の外貨準備高が去年の12月、今年の1月に続いて3月も減少。 それぞれ減少額は27億ドル、21億ドル、40億ドル。 2月は17億ドルの増加。 都合、この4ヶ月で71億ドルの減少。 特に3月の減少幅40億ドルは1997年のアジア通貨危機で国庫が空っぽになるまで外貨準備高を垂れ流し続けた時と同額くらいの減少幅。 まあ、韓国にとって30年前の40億ドルと、いま現在の40億ドルの位置づけはまったく異なってはいるでしょうけども。 ただまあ、現在の外貨の減り具合は30年前を思い起こさせるほどにきついってことではあります。 ウォン防衛のためがメインでしょうね。 じわじわと下がり続けているので2009年のリーマンショックで1USDが900ウォンからの1500ウォンオーバーほどのインパクトはありませんが。 あの時は現実的には通貨危機を起こしてましたからね、韓国。 IMFに助けを求めるほどではなかったってだけで。 今回は5年チャートでこんな感じ。 まあ、トレンドは一方向ですね。日本円も似たようなもんですけども。 ただ、より脆弱なウォンは乱高下しがち。 なんとかして下降トレンドであっても、外貨準備高を使って均したいのでしょうけども。 厳しいところ。 イ・ジェミョン大統領が候補時代から何度か「ウォンは基軸通貨(ハードカレンシーのこと)になるべきだ」との主旨の話をしています。 なんとかして政府負債を増やすためにもソフトカレンシーから脱したいとの野望をかねてから述べているのですが。 ……まあ、しばらくは無理じゃないかなぁ。 ウォンが国際的に使われる理由がないですからね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…