1: ぐれ ★ gSQc7GKh9 2026-04-25 12:06:39 ※4/25(土) 9:30配信 AERA DIGITAL 山歩きやキャンプが楽しくなる季節だが、日本各地の野山で「ヤマビル」の被害が広がっている。知らぬ間に吸血され、剥がしても血が止まらない──そんな声が相次ぐ。 * * * ■タケノコ堀りで靴下が血まみれ 千葉県大多喜町。タケノコの名産地として知られ、春には観光客がタケノコ掘りに訪れる。近年、その豊かな里山で、静かに、しかし確実に増えているものがある。ヤマビルだ。 「タケノコ掘りに来たお客さんが、足にヒルが吸いついていたり、血まみれの靴下を見たりして、顔を引きつらせるんです。地元の農家はヒルにやられることを覚悟して山に入るけれど、慣れていない人は本当に驚くみたいですね」 そう語るのは、長年タケノコ農家として山に入ってきた高齢の女性だ。タケノコの最盛期である4月は、ヤマビルが活動を始める時期と重なる。 「タケノコを掘っていると、ヒルが足元から登ってくる。噛みつかれても痛くないから、気づいたときにはもう血を吸われている。ヒルを剥がすと血がだらだら出て止まらない」 ■人や動物の体温や振動を感知 ヤマビルは体長2~5センチほどの細長いヒルで、体の前後に吸盤を持ち、尺取り虫のように伸び縮みしながら移動する。茶褐色の体に3本の縦じまがあり、落ち葉の下や湿った斜面に潜んで、人や動物の体温、振動、二酸化炭素を感知して近づく。 ヤマビルには毒や病原菌があるわけではない。だが、女性はヤマビルの姿を「魔物みたいだ」と言う。落ち葉の下からぬっと現れ、細い体を持ち上げてこちらを探すように動く。足元をトントンと鳴らすと、まるで合図を受け取ったかのように向きを変えて近づいてくるという。 千葉県でヤマビルの吸血被害が顕著になり始めたのは1980年代。当初は県南部の鴨川市の一部地域に限られていたが、生息域は徐々に北上し、20年ほど前から大多喜町でも増え始めた。 「今では、家の中や舗装道路以外はどこにでもいる」と、女性は言う。 ■血を吸ったヒルは「確実に殺す」 昨年、女性の長女は実家の屋根のトイを掃除していてヤマビルに吸血された。 続きは↓…