FIFA会長がロシアの国際舞台復帰を支持。ウクライナ側は「無責任」と猛反発、ロシア側は歓迎の意FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティノ会長が、ウクライナ侵攻を受けて継続されているロシアの国際大会除外措置について、解除すべきとの考えを示した。2022年2月の侵攻開始以来、スポーツ界で続いてきた対ロシア制裁の根幹を揺るがす発言に、ウクライナ側は猛烈に反発している。英メディア『スカイスポーツ』の報道によると、インファンティノ会長はロシアの除外措置について「解除すべきだ。この措置は何も達成できておらず、さらなる不満と憎しみを生み出しているだけだ」と主張。スポーツを通じた対話や融和を優先すべきとのスタンスを示唆し、現在の出場禁止処分が解決策になっていないとの認識を明らかにしました。■ 激化する対立:ウクライナとロシアの反応ウクライナの反発: ビドニー青年スポーツ相は、侵攻が継続し犠牲者が出続けている現状での発言を「無責任極まりない」と厳しく批判。ロシアのスポーツ選手を「プロパガンダの道具」として利用させるべきではないと訴えています。ロシアの歓迎: ロシア大統領府のペスコフ報道官は、この発言を「非常にいい発言だ」と評価。スポーツの非政治化を求めるロシア側の主張に沿うものとして、歓迎の意を示しました。■ 揺れるスポーツ界の「対ロシア制裁」現在、FIFAとUEFA(欧州サッカー連盟)は、ロシアの代表チームおよび全クラブチームに対して、ワールドカップやチャンピオンズリーグなどの主催大会への出場を全面的に禁じています。今回の会長発言は、2026年の北中米W杯に向けてロシアの復帰を模索する動きとも取れますが、欧州各国の連盟(イングランド、ポーランド、北欧諸国など)は依然としてロシアとの対戦を拒否する姿勢を崩しておらず、実際に解除へ動くには極めて高いハードルが存在します。【サッカー】FIFA会長、ロシア復帰を支持 「憎しみを生み出しているだけ」 [久太郎★]…