1: 名無し 2026/01/22(木) 10:26:45.12 ID:fG8zW2kLp 北海道八雲町は、世界的建築家の隈研吾氏がデザインを監修した同町役場新庁舎の設計を「白紙」とする方針を、19日の町議会全員協議会で説明した。建設資材の急騰で建設工事に応札する業者がなかったのが理由で、設計費など約1億9000万円は無駄になるが、設計をやり直した方が工事全体の費用は抑えられるとしている。 隈氏の監修で設計された新庁舎は、鉄骨3階で大きな屋根が特徴のデザイン。町によると、建設予定価格は33億円程度で、昨年11月に着工、27年11月末に完成予定としていた。 読売新聞 ■要約 ・北海道八雲町が隈研吾氏監修の新庁舎設計を白紙撤回。 ・資材高騰により2度の入札が不調に終わり、応札業者が現れなかった。 ・既に支払った設計費など約1億9000万円が無駄になる見通し。 ・町は設計を簡素化してやり直すことで、全体の総工費抑制を目指す。 ■解説 建築家のブランドを優先した自治体の計画が、物価高騰という現実の前に頓挫した象徴的な事例と言えます。隈研吾氏のデザインは意匠性に優れる一方で、特殊な資材や複雑な構造を要することが多く、現在の建築資材高騰や人手不足の状況下では、業者が採算を見込めずに入札を回避するリスクが極めて高くなっています。 1億9000万円という血税が無駄になったことは重い事実ですが、無理に当初案を強行して更なる予算増額を招くよりは、早期に損切りを決断した町の判断は、財政規律の観点からは評価せざるを得ません。全国の自治体でも「有名建築家への依頼」がステータス化していますが、今後は保守管理の容易さやコストパフォーマンスを重視した、実利的な公共建築のあり方が求められます。 特に地方自治体においては、背伸びをしたランドマーク建設よりも、住民の安全保障や持続可能なインフラ整備に予算を集中させるべき局面です。今回の件は、他自治体にとっても「ブランド建築」の危うさを再認識させる教訓となるでしょう。…