「イ政権5年短い」とキム首相……イ大統領、改憲論出すか?(デジタルタイムズ・朝鮮語) 議論のきっかけは「最近は(李在明政権の任期)5年が短すぎるという話も出ている」という金民錫(キム・ミンソク)首相の発言だった。 野党は21日、金首相の発言を猛批判した。 崔保潤(チェ・ボユン)国民の力首席報道官は同日、論評を通じて、「非常に不適切な発言だ」とし、「首相は大統領の成果を冷静に点検し、国政を安定的に補佐しなければならない席であり、権力に対する感想や支持層の歓呼を代弁する席ではない」と指摘した。 金首相は前日、全羅南道務安郡の全南道庁で開かれた国政説明会で、「大統領選挙前は、(尹錫悦、政府の任期)5年が長すぎると言われたが、最近は5年が短すぎると言っているのではないか」とし、「もっとやってほしいと言う人もいる」と述べた。 キム首相の発言は改憲論につながっている。 大統領室が執務室を龍山から大統領府に復帰した後、2026年を迎えることになる。 新年には大統領が1年の主要議題を明らかにする演説がある。 大統領府復帰と新年記者会見がかみ合い、李大統領が改憲論を投げかける可能性が提起されている。 李大統領は大統領選候補時代、改憲の必要性について公に言及した。 また、大統領就任後の最初の国政課題として、大統領の任期4年·再任制導入を含む改憲に言及した。 大統領選候補当時は、地方選挙と改憲国民投票を同時実施する可能性を提示した。 (引用ここまで) イ・ジェミョン(李在明)政権のナンバー2にあたる国務総理、キム・ミンソクが「イ・ジェミョン大統領の任期は5年では足りない」「もっとやってほしいと言う人がいる」と発言。 ふむ。 いくつかの見方に分かれそうです。 1)実際にイ・ジェミョンが再選制導入に意欲を燃やしている。 1-1. 改憲して4年2回までの再選制を導入しようと考えている。 1-2. 改憲して自分が再選されようと考えている。 2)キム・ミンソクがイ・ジェミョンの後継者として名乗りを上げている。 3)改憲が受け入れられるか否か、空気を見るためにぶち上げただけ。 改憲して4年2回までの再選制度を導入した場合、イ・ジェミョンはその大統領選挙に出ることはできません。 憲法でそのように規定されているのですね。 ただ、ここのところの共に民主党のやりたい放題具合を見ると── 「大統領が大統領任期について改憲した場合、その会見内容は現職大統領に適用されない」って大韓民国憲法128条の条項を外す改憲をしてですね。 かつ、次の改憲で大統領任期を変更するなんてこともできなくはないのですよ。 ……やろうと思えば。 まあ、そこまでシステムハックしてやるかなぁ……って言われると。 現状ではやらないと思うのですが。 大統領任期が残り少なくなって、イ・ジェミョンの裁判が再開されそうになった場合、どうなるか、ですね。 これまでだってなりふり構わないやりかたで「国会が専用裁判所を設立する」だの「背任は違法ではない」だの「公職選挙法から虚偽事実公表は取り除こう」だのやってきたわけですよ。 じゃあ、そうした「変化球での改憲」だってあったって不思議じゃないわけです。 そう、イ・ジェミョンならね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 中国の戦狼外交に揺るがない高市政権、主権を放棄してしまった韓国……その悲しき実例を見てみよう 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…