1: 名無しのがるび 2025/11/19(水) 07:10:34.94 ID:zh3yjXht9 東京変貌〈マンション双六〉⑤(全5回) (リード文略) ◆ここ10年で相手にする客層が変わった 地下鉄の勝どき駅から地上に出ると、巨大なビルに囲まれた“盆地”のような感覚に襲われた。 ここ東京・湾岸エリアは「タワマン天国」だ。 「湾岸は最近、お金もうけする場所みたいな感じでみられてしまって」。こう話すのは、湾岸エリアで10年前から不動産業を営む「FJリアルティ」の藤田祥吾社長だ。 投資目的で購入する人が多いと言われている湾岸のマンション事情を聞こうと取材を申し込んだ。 勝どき駅近くの会社の一室で取材に応じた藤田社長は、この10年ほどで相手にする客層が変わってきていると感じている。 「もともと、お客様は、ほぼほぼ住むためにタワーマンションを買っていた。それが2000万、3000万もうけたいですというキャピタルGン(売却益)狙いの実需の人が増えてきた印象かな。今は『投資』の側面がかなり大きくて『住む』がちょっと、というようにバランスが変わってきたって感じる」 藤田さんの客の多くは、夫婦で年収1500万~2000万円台ぐらいのパワーカル。購入をする物件は、広さ70平方メートルほどで1億3000万~1億8000億円くらいの物件だという。 ◆晴海フラッグが日本人にもたらしたインパクト 藤田社長が「マンション価格高騰のトリガー(引き金)」とみているのは、2021年の東京オリンピックだ。 晴海フラッグは、東京ドーム2.86個分に当たる約13ヘクタールの土地に分譲・賃貸マンション計23棟が立つ。2019年から一般販売を開始し、2024年から入居が始まった。 周囲の物件に比べて格安だったことから投資家らが到した。中には、抽選が250倍を超える超人気物件まで出た。 藤田さんは、晴海フラッグのインパクトについて、こう補足した。「日本人が資産価値の高いマンションを買うのってすごくいいんだ、高くても住宅ローンで買うことの合理性に気付き始めた」 湾岸エリアのマンションは中国人に人気と言われている。購入した人たちの多くは海外の人ではないのか。 藤田さんは、次のように解説してくれた。「円安で日...(以下有料版で,残り 1398 文字) 東京新聞 2025年11月19日 06時00分…