
1: 名無しのがるび 2025/11/10(月) 14:32:54.34 ID:ImGPrGsp9 2025年11月10日 7時37分 いよいよ始まった大相撲の一年を締めくくる九州場所。横綱・大の里(二所ノ関)が4年ぶりの年間4度制覇か、先場所優勝決定戦で敗れた豊昇龍(立浪)が昇進5場所目で横綱での初制覇を成し遂げるか――今場所の熱戦に期待と注目が集まる中、幕下十四枚目・福崎(藤島)と幕下十五枚目・聖富士(伊勢ヶ濱)の取組で一部観客による残念な出来事が発生した。 大相撲には観戦時のマナーや禁止行について定める「相撲競技観戦契約約款」というものがある。その中では「相撲場内外でみだりに気勢を上げ騒音を出す行」「相撲競技の円滑な進行または他の観客の観戦を妨げまたは妨げる虞のある行」などの禁止事項が明記されている。近年の大相撲では客席のマナー違反が問題視されるケースがたびたび起こっている。 先月は、1991年以来34年ぶりに大相撲ロンドン公演が行われた。相撲の魅力を世界に広めること、日本の伝統文化を海外に発信することを目的に開催されたが、熱狂と静寂が相半ばする英国民の素晴らしい観客としてのマナーは話題となった。 そんな中で迎えた九州場所の初日。福崎と聖富士が土俵に上がると、客席から大きな歓声が響き渡った。そして取り組みが始まると徐々に歓声というよりも“奇声”が目立つようになる。特に福崎は鹿児島県出身と地元が近いこともあり、観客からの「福崎ー!」という声が目立っていたが、中には何を言っているのかはっきりと聞き取れない鳴き声のようなものも確認できた。 この一連の館内の姿に視聴者は「奇声の人こわいね」「甲高い声が」「ロンドン見習って」「悲鳴すごい」「すごい声だな」「なにごと?!」などと困惑の声が上がっていた。 一方、取り組みでは両力士共に下から下から攻めて、好機を伺ったが、隙を見た福崎が聖富士の左肩を下から抱え、上手く捻り倒した。決まり手はとったり。両力士の白熱した大相撲に館内は大きく湧いた。 目の前で熱戦が繰り広げられたら、声を出して応援したくなる気持ちは理解できる。一方、戦う力士は勝負の直前まで戦略を練った上で、極限まで集中力を高めて立ち合いに臨んでいる。そのタイミングで観客が大声を発することは、取組結果に大きな影響を与えかねない。 大相撲ロンドン公演を経てますます注目度が上がっている日本の国技・大相撲。これからますます全体で盛り上げていくという意味でも、取組を見守る観客にも節度が求められていると言えそうだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)…