1: 蚤の市 ★ sdktrspz9 2025-10-11 15:35:49 公明党が自民党に連立政権からの離脱方針を伝えた10日、神奈川県政界にも衝撃が広がった。公明側からは党本部の離脱方針に理解を示す声が上がる一方、自民側からはこれまで協力関係を維持してきた国政選に対する不安の声が聞かれた。 公明党県本部の佐々木正行幹事長は同日、県庁で記者団の取材に応じ、「政治の信頼を回復していく意味でも、非常に良い決断だったんじゃないか」と語った。 「自公2議席」を掲げた今夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)では、公明の現職が参政党の新人と最後の議席を争い、僅差で敗れた。県本部は参院選の総括で、自民の「政治とカネ」を巡る逆風が影響したとの分析を盛り込んでいた。 今後の自民との関係について、佐々木氏は「ギクシャクして野党になるわけではない。連携できることはして、難しいところはそれぞれの主張でいくしかないのかなと思う」と見通しを語った。 一方、自民党県連の梅沢裕之幹事長は「驚いた。こんなに早く結論が出るとは思わなかった。地域で培った人間関係や連携に影響が及ばないか心配だ」と述べた。 自民が直面する最大の課題は国政選などでの選挙協力だ。関係者によると、公明党の支持母体・創価学会の組織票は衆院選の1小選挙区あたり1万-2万票。公明は、昨秋の衆院選で候補者を立てない一方、自民が県内全20小選挙区で擁立した候補への投票を呼びかけた。自民は小選挙区で議席を得た9人のうち5人が2万票差以内の勝利で、比例復活も5人いた。 自民関係者からは「これまでの関係がなかったことになるわけではない」と楽観論が聞かれる一方、「大打撃だ。支援の熱量は下がり、大幅に票を減らすのは間違いない」と警戒感も強まっている。 読売新聞 2025/10/11 14:34…