1 : 山口県北部の直径約10キロの地域で2月から微小な地震活動が続き、専門家も「なぜ地震が起きているのかわからない」と首をひねっている。6月2日までに観測された地震の回数は3640回。地震の規模を示すマグニチュード(M)は最大でも2・3で、震度1以上は観測されていない。 下関地方気象台によると、最初は2月1日午後10時43分、萩市北部の深さ38キロで発生したM0・1の低周波地震だった。以降、最も浅い部分で23キロ(M2・3)、最も深い部分で40キロ(M0・6)の深さの間で発生している。 場所は、萩市と阿武町の境界付近の直径約10キロの地域に限られ、3、4月は萩市側、5月からは阿武町側での発生が多くなっている。発生頻度は3月に比べると5月以降がやや増えているという。目立った活断層はない場所で、北側に奈古断層、南側に地福断層があるが発生場所からはやや離れている。 同気象台の植田伸吾・南海トラフ地震防災官は「深さ10キロ程度の場所での微小な地震は全国で見られる。今回の地震はそれより深い20~30キロで起きており、本来は地震が起きないところ。過去20年間、この地域で地震は発生しておらず、なぜこんなことが起きるのかわからない」と話す。全文はソースで 5 : 深度が浅すぎるのがやや怖い…