1: 2025/09/09(火) 11:20:09.87 ID:H2zRe5UV00909 スマホゲーム黎明期から約10年が経過した現在、スマホゲーム業界を取り巻く空気は一変した。市場には「ヒット作が生まれない」「人気タイトルのサービス終了が相次ぐ」といった閉塞感が漂っています。 角川アスキー総合研究所の推計によれば、2024年の国内ゲームコンテンツ市場全体(家庭用ゲーム等を含む)は2兆3961億円と、依然として巨大な市場を形成しています 。しかし、その牽引役であったスマホゲーム単体の市場に目を向けると、様相は異なります。他方、CESAのデータによると、国内のスマホゲーム市場は2021年に1.3兆円を突破してピークを迎えた後、2年連続で減少に転じているのです。 このほかSensor Towerのレポートでは、2024年上半期の日本のモバイルゲームのアプリ内課金(IAP)収益は、円安の影響も受けて前年同期比17%減の53億ドルに落ち込んだと分析されています。 これらのデータから、日本のスマホゲーム市場はかつてのような急成長期を終え、高水準ながらも頭打ち、あるいは微減傾向にある成熟市場へと移行したことが分かります。市場全体のパイが大きく拡大しなくなったことで、限られたパイを巡る企業間の競争が激化し、これが「儲からなくなった」という感覚の一因となっていると考えられます。…