ソシエダ、25年ぶり昇格のオビエドに初勝利献上…久保建英は65分で途中交代[8.30 ラ・リーガ第3節 オビエド 1-0 ソシエダ] ラ・リーガは30日、第3節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダは昇格組のオビエドに0-1で敗れて今季初黒星を喫した。久保は4-2-3-1の右サイドハーフで先発したが、2本のシュートが不発に終わり、今季最も早い後半20分に途中交代。未勝利のまま日本代表合流を迎える形となった。一方、2000-01シーズン以来25年ぶりの1部復帰を果たしたオビエドはこれが今季初白星となった。 試合は前半6分、右サイドでパスを受けた久保がドリブルでペナルティエリア内に侵入し、相手DFと駆け引きしながら左足でフィニッシュを狙うも、これはGKアーロン・エスカンデルの正面。またその後は久保がCKから次々にチャンスを狙ったが、DFアイエン・ムニョスのミドルシュートが外れるなど、得点には至らない。 そうして迎えた前半36分、中盤で奪った久保が中央から縦に仕掛け、左足を警戒してくる相手に右足を振ったが、決定的なシュートは惜しくも左外。この日は相手の左SBラヒム・アルハッサンの密着マークを受け、なかなかボールを受ける機会も訪れないなか、数少ないシュートチャンスを活かすことはできなかった。 すると前半39分、右サイドを突破した久保が横パスをMFパブロ・マリンに通したが、続くパスを受けたムニョスがボールを奪われ、オビエドのカウンターがスタート。右サイドを突破したFWハイセム・ハッサンの折り返しからMFレアンデル・デンドンケルが決め、オビエドが先制に成功した。 そのまま0-1で迎えた後半10分、久保の右CKをDFイゴール・スベルディアが頭でそらすと、ファーのオヤルサバルが右足で狙ったが、シュートは力なくGKの正面。すると直後、FWオーリ・オスカールソンが左太ももを押さえてピッチに座り込み、途中交代を強いられた。同11分、マリンもピッチを後にし、MFブライス・メンデスとFWジョン・カリカブルが入った。 ソシエダは相手のシュートがポストに当たった直後の後半14分、左サイドをFWアンデル・バレネチェアが持ち上がると、オヤルサバルを経由したボールが右へ。久保が縦突破から右足クロスを狙ったが、アルハッサンにブロックされる。そして同20分、久保はMFゴンサロ・ゲデスとの交代でピッチを退いた。 その後もソシエダが攻め込む場面を作ったが、ボールを失った後はオビエドの途中出場MFサンティ・カソルラによる巧みなポゼッションに屈し、ノーゴールのままタイムアップ。ソシエダは今季の戦績を2分1敗とし、未勝利のまま9月の国際Aマッチウィークを迎えることになった。【Real】久保建英応援スレ part1423【Sociedad】…