
マン・U、後半ATのPK弾で待望の今季初勝利! 新戦力のエンベウモが2戦連発マンチェスター・ユナイテッドは30日、プレミアリーグ第30節でバーンリーをホームに迎えた。開幕から1分け1敗のマンチェスター・Uと、1勝1敗の昇格組バーンリーが対戦。カラバオカップ2回戦で4部チームにPK戦で敗れる波乱を許したマンチェスター・Uは、エンベウモ、マウント、クーニャを前線で起用し、引き続き3-4-2-1の布陣を採用した。そのマンチェスター・Uは序盤から勢いのある入りを見せると、14分過ぎに立て続けにエンベウモがシュートまで持ち込む。これはGKのセーブとわずかに枠をはずれてゴールとはならなかったが、27分に先制する。左サイドでFKを得ると、ブルーノ・フェルナンデスが入れたクロスを正面のカゼミロがヘッド。これがバーに弾かれると、跳ね返ったボールがカレンに当たってゴールインとなった。そんな中、30分にはクーニャが左ハムストリングを気にする様子でプレー続行不可能となり、ザークツィーと交代。それでもマンチェスター・Uは、CKからマウントがバーに嫌われるヘディングシュートを放てば、同じくCKからアマド・ディアロがGKの好セーブを強いるボレーシュートを放つなど、ハーフタイムにかけても攻め立てる。さらにアディショナルタイムにはカウンターからザークツィー、エンベウモとつないで、最後は折り返しに正面でフリーのアマド・ディアロが合わせる。だがこれは枠に飛ばせず、数度の決定機を活かせなかったマンチェスター・Uは1点のリードにとどまり、試合を折り返す。すると迎えた後半、バーンリーが反撃。右サイドからブルーンラーセンが入れたクロスに正面のフォスターがボレーで合わせて1-1とする。それでも、マンチェスターは直後に追いつく。ボックス左で仕掛けたダロトの折り返しに合わせたのはエンベウモ。左足のダイレクトシュートで公式戦2試合連続ゴールを挙げて再び1点リードする。しかし、バーンリーも食い下がる。左サイドのロングスローからチャウナがシュートに持ち込むと、GKバユンドゥルが弾いたボールをアントニーが詰めて2-2とした。その後は、シェシュコを投入したマンチェスター・Uがリスクを冒して勝ち越し弾を狙う。するとアディショナルタイム2分、ボックス右で仕掛けたアマド・ディアロがアントニーにシャツを引っ張られて倒れると、これがVAR判定の結果、PKに。このPKをB・フェルナンデスが冷静に沈め、土壇場でマンチェスター・Uが3-2と勝ち越した。そして、これが決勝ゴールに。マンチェスター・Uが苦しみながらも今季初勝利を手にした。† Red Devils Manchester United 1982 †…