
4部相手に屈辱の敗戦を喫したアモリム監督がファンへ謝罪 「GKのせいではない、全てが原因だ」と試合を総括カラバオカップで4部リーグのグリムズビーにPK戦の末に敗れたマンチェスター・ユナイテッド。試合後、ルベン・アモリム監督が『Sky Sports』のインタビューに応じ「ベストのチームが勝った」と語り、ファンに謝罪した。アモリム監督は、不甲斐ないパフォーマンスを見せた選手たちへの失望を隠せない様子であった。ユナイテッドは、GKアンドレ・オナナのミスから立て続けに失点し、前半で2点のリードを許した。オナナは2失点全てに直接的に関与したと見られているが、アモリム監督は同選手を擁護。「4部リーグのチームに負けるとき、それはGKのせいではない。全てが原因だ」と述べ、チーム全体に問題があることを示唆した。アモリム監督はさらに「何かを変えなければならないと思う。今は週末に集中し、それから考える時間を持つべきだ」と発言。変化をもたらさなければならない現状に苛立ちを見せた。屈辱的な敗北は、指揮官の怒りを買ったようだ。アモリム監督は「ファンには本当に申し訳ない。これ以上言うことはない」と語っている。今シーズンも開幕から低調なパフォーマンスが続くユナイテッドだが、この敗戦を機にチームは立て直しを図ることができるのか。指揮官の言葉の真意と、今後のチームの変革に注目したい。マンU屈辱 カップ戦で4部相手に敗退 ファン激怒「卑怯者」アモリン監督の解任要求 問題視されたのは… ◇カラバオ杯2回戦 グリムズビー・タウン 2―2(PK12―11) マンチェスター・ユナイテッド(2025年8月27日) イングランド・リーグ杯のカラバオ杯は27日(日本時間28日)に2回戦が行われ、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが4部(リーグ2)のグリムズビー・タウンにPK戦で敗れる番狂わせが起きた。 前半に0―2とされたマンUは後半開始から3枚替えを敢行。30分にFWムベウモ、44分にはDFマグワイアがゴールを決めて追いついたが、PK戦では両軍13人が蹴り合う壮絶な展開の末、最後はムベウモが失敗して12―11で敗れた。 何が悪かったのかと問われたアモリン監督は「全てだ。試合の入りから、ここに立ってすらいなかった。ピッチにいたのはグリムズビーだけ。ファンには申し訳なく思う」とコメント。「今日、選手たちは本当に大声で自分たちの要求を主張した。(それをどう解釈するかは)簡単だと思う」とチームのモチベーションが上がっていなかったことを示唆した。 プレミアリーグで開幕から1分け1敗に加え、リーグ敗でもクラブ史上に残る失態を犯し、ファンの怒りも爆発した。英サン紙は、リードされている状況でアモリン監督がボードに向かって駒を並べ、新たな戦術を考えている様子を中継で見たファンがあきれていたと報道。「(帰りの)バスがグラウンドを離れる前に解任されるべき。許されない」「三目並べでもしているのか」「忙しそうに見せかけているだけだ」との声を紹介した。また、PK戦の際にベンチのいすにもたれて隠れているように見えた指揮官に対し、「申し訳ないが、4部チームとのPK戦が怖くて見られない監督は不要だ。なんとかしろ、さもなくば消えろ」「アモリンは荷物をまとめて出ていけ。PK戦を見ることすらできない卑怯者」と解任を要求する数々の意見も報じた。† Red Devils Manchester United 1978 †…