
ソシエダは2点差追いつきドロー…久保建英は今季初フル出場で全2点の起点に[8.24 ラ・リーガ第2節 ソシエダ 2-2 エスパニョール] ラ・リーガは24日、第2節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダはエスパニョールと2-2で引き分けた。開幕節バレンシア戦で今季初ゴールを挙げた久保はこの日も攻撃の起点として同点に追いつく2ゴールに絡んだが、得点・アシストを記録することはできなかった。 敵地で行われた今季開幕節のバレンシア戦を1-1で終えたソシエダは、今節がホーム開幕戦。引き続き4-3-3のシステムを採用しながらもバレンシア戦からは先発3人を変更し、左SBのDFセルヒオ・ゴメス、右CBのDFジョン・マルティン、インサイドハーフのMFルカ・スチッチが今季初先発となった。 試合序盤はソシエダが勢いを見せた。開始直後、久保が右サイドの低い位置まで下りてパスを受け、そこからFWミケル・オヤルサバルにつなぐと、背後のスペースを狙ったMFパブロ・マリンに決定機。だが、最後は敵陣ペナルティエリア内で奪われ、同点のチャンスを逃した。同8分には久保がスチッチからのパスを受けて縦突破から右足シュートを放ったが、GKマルコ・ドミトロビッチに阻まれた。 すると前半10分、ソシエダは最初のピンチから失点を喫した。スチッチが中盤でFWロベルト・フェルナンデスのプレスバックを受け、ボールを失うと、そこからエスパニョールのカウンターがスタート。MFティリス・ドラン、MFペレ・ミジャの突破を許し、最後はR・フェルナンデスとのワンツーからゴール前に飛び込んだミジャにヘディングで叩き込まれた。 ビハインドとなったソシエダは徐々に勢いを失う中、前半32分、久保がバイタルエリアで前を向き、周囲と連係しながら打開を試みるが、相手DFにノーファウルで止められる。同34分には久保がカットインからDFカルロス・ロメロのファウルを誘い、FKを獲得したが、クイックリスタートからの攻撃を完結させることはできなかった。 さらに前半38分、久保は猛烈な裏抜けから相手のクリアを妨げ、右CK獲得に繋げると、自らキッカーを務めて良いゴール前に送り込み、そこにDFジョン・アランブルが反応。しかし、ヘディングシュートは枠を外れ、またしても絶好のチャンスを逃した。 すると前半43分、ソシエダはDFジョン・マルティンのファウルでPKを献上。MFハビ・プアドのキックは一度はGKアレックス・レミロに止められたが、跳ね返りを拾ったアランブルがペナルティエリア内に早く入りすぎていたとして、VARレビューの結果、蹴り直しとなった。そして同アディショナルタイム1分、蹴り直しのPKをプアドに決められ、ソシエダは0-2でハーフタイムを迎えた。 そのまま後半11分、ソシエダはスチッチとMFベニャト・トゥリエンテスを下げ、FWオーリ・オスカールソンとMFジョン・ゴロチャテギを投入。昨季ミランデスに期限付き移籍し、ラ・リーガ2部全試合に出場していたゴロチャテギは負傷のため開幕節の出場がなく、これが1部リーグデビューとなった。またオヤルサバルがトップ下に回った。 すると後半16分、ソシエダが1点を返した。J・マルティンが相手の攻撃をカバーし、中央に絞っていた久保が縦にパスをつけると、MFパブロ・マリンがドリブルで前進し、相手SBとCBの間にスルーパスを配球。これに反応したFWアンデル・バレネチェアが右足ダイレクトでゴールにねじ込んだ。 さらにソシエダは後半24分、右サイドに開いたアランブルが久保にパスをつけ、久保も中央寄りに持ち出して短くつなぐと、これを受けたオヤルサバルが振り向きざまにスルーパス。これに抜け出したオスカールソンが右足でゴール左隅に突き刺し、鮮やかなパスワークで同点に追いついた。 なおも攻めるソシエダは後半32分、久保が右サイドからカットインし、相手をかわしながら左足シュートを放ったが、これは相手の頭部でのブロックに阻まれる。同35分にはバレネチェアに代わってMFゴンサロ・ゲデスが投入されると、同41分には久保のパスからG・ゲデスがカットインシュートを放つも枠を外れた。 その後もソシエダは久保を中心に攻勢を仕掛けたが、そのままタイムアップ。なんとか2点を追いついたソシエダがホームで勝ち点1を掴んだ。【Real】久保建英応援スレ part1420【Sociedad】…