なぜ現代のクルマは“品格”を捨てたのか──ロボット顔SUVが暴く12歳化社会とターゲット別購買行動(Merkmal) - Yahoo!ニュース~(略)~ 山口氏は音声番組「Voicy」(7月2日配信)で、現代社会の価値観が「成熟した大人」から「12歳の子ども」レベルに退行していると指摘した。この「12歳化」とは、市民意識や社会的責任の希薄化を意味する。即物的でわかりやすいものを好む傾向が強まっている。 その象徴として、山口氏はマツダのカーデザイナー前田育男氏との対談で聞いた話を紹介した。「世界の自動車が総『ガンダム化』している」という表現だ。「ガンダムっていうのはまさに子どもが見るもので、子どもがちょうどかっこいいと思うようなデザインになっているわけですけれども、それがまさに自動車のデザインにも広がって、先般、マツダのデザインのトップをやられている 前田育男さんと話してたんですけども、世界の自動車が『総ガンダム化』しているっていうことをいっていて、言い得て妙だなと思ったわけです」(「Voicy」7月2日配信分より)~(略)~…