1: 七波羅探題 ★ 2025/08/09(土) 12:57:05.60 ID:4+ao0a0D9 午前8時前。オレンジ色のバスに続々と乗り込む若者たち。向かった先は学校だ。道東の中標津町。人口は2万2千人あまり。2021年、このマチに「日本語学校」が開校した。それが「ひがし北海道日本語学校」だ。 設立したのは横浜でITビジネスや美容の専門学校などを展開する学校法人岩谷学園。閉校になった小学校の校舎を町から無償で譲り受けた。日本語のレベルに合わせて3つのクラスがあり、定員は100人。現在は8か国から88人が学んでいる。ミャンマーからの学生が51人と最も多い。 先日は2年生4人が札幌の北星学園大学を訪れ、授業を見学して学生たちとも交流した。北星学園大学とひがし北海道日本語学校は2025年6月、教育実習に関する協定を結んだ。中標津の日本語学校が大学生の実習先となり、留学生にとっては北星学園大学が進学先候補となる。 留学生は町内にある「寮」で、共同生活をしている。 実はこの寮。寮費が無料だ。寮費月額3万円と生活費2万5千円の合計5万5千円を中標津町が支援している。また、洗濯機や電子レンジなどの備品は学校が用意。自転車は学校を誘致した後援会が集めてくれた。 生活費の不足分はアルバイトで補う。町の中心部にある飲食店で働くのはミャンマーから来ているウェイさん。店のオーナーは中標津町商工会の会長だ。オーナーはウェイさんの仕事ぶりを絶賛する。 また、この春には日本語学校の卒業生が地元中標津町に初めて就職した。山洋建設のヒマーシャさんはスリランカ出身。日本の文化などを学び将来はレストランチェーンを経営したいという大きな夢を持つ。 5年前に「日本語学校」ができたのに続き、去年岩谷学園は町内に「ひがし北海道IT専門学校」を開校した。「農業酪農IT」「商工業観光IT」2つのコースに33人が学ぶ。 地元の日本人3人のほか11カ国中国、ロシア、ネパール、スリランカなどからの留学生も一緒に学ぶ。 岩谷学園の中標津町進出は地元からの強い要請が背景にあったというが、本当に中標津町で学校経営が成り立つのか。岩谷大介理事長に直撃した。 また、中標津町はなぜ留学生一人当たり60万円以上の支援をするのか。そこには人口減少を見据えたマチの戦略があった。 (2025年8月9日放送 テレビ北海道「けいナビ~応援!どさんこ経済~」より)※番組は公式YouTubeチャンネル「TVh北海道ニュース」で配信中 テレビ東京2025/08/09 引用元: ・【北海道】中標津町に日本最東の日本語学校!? 町を挙げて留学生を支援するワケとは… [七波羅探題★]…