1: 蚤の市 ★ 2025/08/05(火) 20:06:53.67 ID:HUvdB1R+9 2種類の細菌を連携させ、がん細胞を死滅させることに動物実験で成功したと、北陸先端科学技術大学院大などの研究チームが発表した。体内の免疫細胞の働きに依存しないため、免疫低下状態でも行える新たな「がん細菌療法」につながる可能性があるという。成果が5日、科学誌ネイチャー・バイオメディカル・エンジニアリングに掲載された。 同大の都英次郎教授(生物工学)らのチームは、「 阿吽あうん の呼吸」で連携してがん細胞を破壊する様子から、二つの細菌をそれぞれ「 阿形あぎょう 」、「 吽形うんぎょう 」と命名した。 阿形はもともとがん組織に存在することが知られていた。吽形は河川や田などに生息し、発光・発熱の能力を持つ。実験中、たまたま二つの細菌ががんの中で混ざった際、強い抗がん作用を発揮することに気づいたという。 実際、免疫不全状態にしたマウスに、人の大腸がんや 膵臓すいぞう がんなどの細胞を移植し、二つの細菌を静脈から投与したところ、数日でがん細胞がほぼ消えた。都教授らは、がん細菌療法の実用化に向け、2028年までに新興企業を創業する計画だという。 埼玉医科大の村上孝教授(微生物学)の話 「二つの細菌を混ぜるアプローチは斬新だ。実用化には免疫の暴走が発生しないか、生きた細菌の投与に社会的な理解が得られるかなどを慎重に確認する必要がある」 読売新聞 2025/08/05 18:11 引用元: ・2種類の細菌が「阿吽の呼吸」でがん細胞破壊、新たな細菌療法につながる可能性…北陸先端科技大が成功 [蚤の市★]…