広陵の経験豊富な右腕と、旭川志峯の2年生中軸の対決に注目【第107回夏甲子園・第3日みどころ】 広陵の背番号1・堀田 昂佑投手(3年)は、1年夏から甲子園を知る。23年夏から3季連続で甲子園に出場。エースへの成長のために「英才教育」を受けてきた。昨年秋、2回戦で敗れ今年のセンバツ出場を逃したが、この夏にしっかりリベンジ。広島大会では「10」だった背番号も「1」となり、責任感をさらにアップさせた。最速145キロの速球と落ちる球を武器に、広島大会では5試合31回を投げ3失点と成長した姿を見せている。最後の夏、聖地で集大成の投球を披露してくれそうだ。 対する旭川志峯は打線を引っ張る3、4番のバットがカギが握る。3番の億貞 壮汰内野手(2年)は、北北海道大会でチームトップの11安打を放って打率.423を誇った。4番の松本 琉葦捕手(2年)はチームトップの8打点をマーク。甲子園出場の立役者にもなった。この2人を含め、2年生4人がレギュラーに名を連ねる。 経験豊富な右腕か、勢いつく2年生のバットか。甲子園で結果を残すのはどちらになるのか。 ・広陵にはプロ注目選手もいる…