辞任したキム・ヨンボム氏「ETF損失の元凶扱いされた……不動産・伝貰への影響は痛恨」(韓国日報・朝鮮語) 15ヵ月ぶりに辞任した金容範(キム·ヨンボム)大統領府政策室長が、これまで野党の辞退要求の原因となった単一銘柄レバレッジ上場指数ファンド(ETF)の導入と不動産政策責任論について、1日、口を開いた。 キム室長はこの日、韓国日報との電話インタビューでレバレッジETFが導入された5月末はウォン・ドル為替レートが1,500ウォンを越え記録的に急騰し為替レート防御が至急だったという脈絡を強調した。 彼は「当時の会議で『なぜ我が国は特に米国ナスダック投資に多く行くのか』という問題意識を議論していたところ、(韓国と米国証券市場の)商品の差、このような部分の話が出て、そのようなアイディアが出た」と経緯を説明した。 一時9,000ポイントまで上昇したKOSPIがその後急落し、レバレッジETF投資家の損失が膨らんだことについては、「世界的な調整局面がETFの導入時期と重なり、損失を拡大させた元凶扱いされた」と無念さを示した。 ただ、金室長は「当時、政府が国民にレバレッジETFへの投資を勧めた事実はないではないか」と述べ、「当時、積極的にリスクを取って投資した人たちの損失が相当大きかった面もある」と付け加えた。 (引用ここまで) キム・ヨンボム前大統領室政策室長が「単一銘柄レバレッジETF」の販売を主導した、って話は昨日の夜の更新でしましたね。 SKハイニックス、サムスン電子の株価下落で120万口座に追証が発生し、30万口座以上に強制決済が行われたアレです。 共に民主党の元法務部長官(法務相に相当)が「キム・ヨンボムは更迭されたし、もうええでしょ!」って言い出したってのが昨日のところまで。 損失を食らった側からしたら「もういいじゃないか」じゃないが、って話なんだけども。 まあ、原則として「投資は自己責任」と言われてしまえば、それはそうとしかならない。 民主党がどれだけバカな経済政策をして、エルピーダを潰したからといって……いや、これはどう考えてもおかしいけども。 いまエルピーダあったらどんだけ……。 ま、それはともかく(血の涙を流しながら)。 ただまあ、キム・ヨンボムの件はちょっと違うんですよね。 というわけでまず本人の言い分は── 「5月下旬に単一銘柄レバレッジETFの販売が開始されて、メモリ関連株が下落したのが6月から。たまたまでしかないのに、主犯扱いされた」 「当時、1ドルが1500ウォンになりそうで、なんとか国富の流出を防ぐ必要があった」 「海外に韓国企業の単一銘柄レバETFがあり人気だったので、それを真似た」 ってことなんですが。 実際にSKハイニックスは6月25日に295万2000ウォンから133万9000ウォン(7月30日)に下落。半減以下。 サムスン電子は6月半ばに36万2500ウォンから20万7000ウォン(7月30日)まで下落。ほぼ半減。 どちらも最安値からは持ち直していますが、そこまで上がってはいません。 正直、狙われた感があるのは否めないんですよね。 ついでにいうと、キム・ヨンボムの息子は証券企業である未来アセットの系列企業勤務だってことが分かっています。 イ・チャンジン金融監督院長の息子、未来アセット運用に在職···業務から除斥されるか(韓国経済新聞・朝鮮語) イ・チャンジン金融監督院長、キム・ヨンボム大統領府政策室長の息子がそれぞれ「未来アセット」(スペースXのIPO株が入手できなかったあそこ)系の企業に勤務していると。 正確には「未来アセット資産運用」って会社。 ま、利益供与ってわけではないでしょうが。 昨日のパク・ポムゲは「たまたま下落した。もう責任はとった」と発言。 キム・ヨンボム本人は「たまたま下落した。政府が買えと言ったわけでもないのに」と発言。 「自分が悪いんじゃない」「下落タイミングがたまたま合致しただけ」「政府が買いを推奨したわけでもない」か。 ま、事実ではあるんでしょうけども。わざわざ口に出すようなことなのかな、って気はします。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国外食チェーンは日本で通用したのか? ── 華々しく日本上陸したKフード、その後は……」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…