
1: 匿名 2025/12/23(火) 05:24:07.07 ID:RSqB/tph0● BE:582792952-PLT(13000) (動画) 鹿児島大学の教授が開発した画期的な「がん治療薬」が承認に向けて最終段階に入りました。 日本人の因ナンバーワンであるがん治療に新たな可能性をもたらすのか取材しました。 がん治療というと、抗がん剤や放射線療法が一般的ですが、まったく新しいアプローチの治療薬の研究が鹿児島大学で進められています。 「ここは細胞の実験をやる部屋なんですけど、一般的な細胞の実験もですし、ここで遺伝子の設計図を向こうで作ってきたこっちを持ってきて、細胞の中に入れると細胞でウイルスを作ることもですね」 小戝健一郎教授、遺伝子治療や再生医学分野を専門とする研究者です。 中心となって開発に取り組んでいるのが「がん細胞だけを破壊するウイルス」です。 鹿児島大学 小戝健一郎教授 「ウイルスを遺伝子組み換えして、がんだけをして、正常細胞ではウイルスがもうストップして増えないようにするという新しい技術で、ウイルスが薬になるんです」 用いるのはアデノウイルスという通常であれば発熱やのどの痛みといった風邪の症状を引き起こすウイルス。 このウイルスの遺伝子を一部組み替えてがん細胞だけに反応して破壊するようにしたSurv.m-CRAを独自開発しました。 副作用が少なく、局所的な投与で効果が期待できるといいます。 鹿児島大学 小戝健一郎教授 「ウイルスそのものを作り変える、よく映画の『バイオハザード』とかに出てくるようにウイルスを付け替えてウイルスが人工的にその特性を変える。だから我々は人類の味方になるように、ガンだけをすようにウイルスを作り変える」 小戝教授らはこのウイルスを希少がんである「原発性悪性骨腫瘍」の治療薬として承認申請しました。 10代が発症しやすい骨にできるがんで、国内の患者は500人から800人ほど。 有効な治療法は確立されていません。 医薬品として本承認を受けるには三段階の臨床試験で安全性と治療効果を確認する必要があります。 Surv.m-CRA-1は今年2月に第2相治験までが終了。 高い安全性と一定の効果がみられるとして先月鹿大病院での最終治験に入りました。 順調にいけば2027年中にも本承認され、実用化となります。 鹿児島大学 小戝健一郎教授 「今のところはもし承認されれば我々が第1号になるかと。世界でも、日米欧ですけど二例目になるのかなという。今のままいけばですね」…