
1: 匿名 2025/12/28(日) 13:09:36.04 ID:z2aeUYaY9 粗品騒動、松本人志の不在も影響を受けず…「M-1」が証明した“圧倒的なコンテンツ力” 12月21日に放送された漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。過去最多1万1521組がエントリーした今大会は、決勝初出場「たくろう」の優勝で幕を閉じたが、特に今年は“審査”に注目した人も多かったようだ。 端緒となったのは、霜降り明星の粗品(32)。12月13日に放送された『女芸人No.1決定戦 THE W 2025』(日本テレビ系)で初めて同大会の審査員を務めた粗品は、「1秒も面白くなかった」「賞金1000万円にしてはレベルの低い大会」などと超辛口ながら、論理的で説得力のある審査を行い、優勝したニッチェより注目を集めた。 さらに、同じく『THE W』で審査員を務めた笑い飯の哲夫(50)が17日に「粗品の時間はもうちょっと短くてよかったな」などとラジオ番組で苦言。 それを受けて19日に粗品は自身のYouTubeチャンネルで「ちょっとダサすぎてしんどいかな」などと50分超の動画で反論した。 こうした流れから、今回『M-1』で2年目の審査員を務めた哲夫をはじめ、審査そのものにも注目が集まっていた。そこでお笑い評論家のラリー遠田氏に、今回の『M-1』の審査を振り返って解説してもらった。 まず、『M-1』で初めて審査員を務めたフットボールアワー後藤輝基(51)の審査ぶりについては「番組MC としてああいう場に慣れているのでソツがなかった」と評し、同じく初となったミルクボーイ駒場孝(39)の審査についてはこう話す。 「駒場さんは’19年に『M-1』で優勝しています。比較的最近まで大会に出ていた人なので、出る側の気持ちを理解しています。どういう思いでこの大会に臨んでいるかといった出場者の心理をよくわかっている感じがしました。 また、大阪を拠点に今も活動されているので、大阪の芸人には特に詳しい。今回優勝したたくろうは大阪で活動しており、駒場さんにとっては身近な後輩に当たります。彼らのこれまでの歩みをよくわかっているので、発言にも説得力があって、とても良い審査だったと思います」(以下、カッコ内はすべてラリー氏) ラリー氏は、MCの今田耕司(59)も高く評価。番組冒頭の審査員紹介で、今田が哲夫を飛ばして紹介し、哲夫が「話題の人! 今、注目の人! 一番の注目の人! ネットニュース僕のことしか書いてない」と、粗品との騒動について触れたことをあげた。 「視聴者の中にも粗品さんと哲夫さんの件が気になっている人がいるはずなので、そこについて何も触れないというわけにはいかない。しかし、哲夫さんが自分からその話題に触れるのは難しい。 そこで、今田さんはあえて哲夫さんの順番を飛ばすという形でイジってみせたのです。哲夫さんはそれに対してツッコミをいれることで、自然に粗品さんの件を話題にすることができました。このやり取りによって哲夫さん自身の緊張もほぐれるし、その場の空気も温かくなるし、視聴者もすっきりする。今田さんは相当高度な技を見せてくれたと思います」 ラリー氏は、粗品による一連の騒動が今回の審査に与えた影響について直接的には「ほとんどない」とする一方、近年の流れとして審査スタイルは変化していると指摘する。 「長い目で見ると審査員が若返っていますよね。以前は上沼恵美子さん(70)やオール巨人さん(74)、立川志らくさん(62)など上の世代の人が入っていましたが、彼らは『M-1』に出たことのない世代です。 だから、若手芸人がどういう気持で『M-1』に臨んでいるのか、どういう戦略を立てて『M-1』の漫才を作っているのか、といった細かいところまでは理解が及んでいなかったりします。だから、そういう細部にはあえて触れずに、純粋に自分がその漫才を見てどういうふうに感じたかということを中心にして語っていました。 しかし、今の審査員の中には、駒場さんをはじめとする若手も増えていて、最近まで『M-1』などで審査される側だった人も多くなっています。だからこそ、出る側の目線に立った細かい技術的な部分や、ネタの構成などをちゃんと言葉にして評価する審査スタイルが増えてきているのです」 賛否あわせて注目度の高い粗品だが、ラリー氏は粗品が『M-1』審査員になることについては「期待している」と話す。 記事全文はこちら…