1: 匿名 2025/12/28(日) 16:04:20.79 ID:DYbk7vH79 生成AI(人工知能)の普及が、企業の採用活動にも影響を及ぼし始めた。AIの使用で就活生が提出するエントリーシートの記入内容の均質化が進んでいるとして、書類選考をやめて応募者全員を面接する形式に切り替える企業が出てきた。書類選考を廃止したことで、意外な効果があった中小企業もある。 ロート製薬(大阪市)は、2027年4月入社の新卒採用からエントリーシートによる書類選考をやめ、代わりに「エントリーミート採用」と名付けた制度を導入したと発表した。応募者は初めに希望する面接の枠を予約し、人事担当者が15分間の面談を実施する。原則対面で全国8カ所で行う。 その後、複数回の面接やグループワークを経て内定が決まる流れだ。同社の担当者は「AIの活用は否定しないが、個性が見えづらい内容のエントリーシートも多く、対面で話すことの価値を重視した」と話す。選考の初めから対面で話すことで学生側の企業理解が深まることも期待する。 ■AIを活用した経験のある就活生は7割近くに 就職情報サービスの「マイナビ」が来年3月卒業予定の全国の大学生や大学院生を対象に実施したアンケートでは、就職活動でAIを利用したことがあると回答した学生は67%にのぼった。目的は「エントリーシートの推敲(すいこう)」が69%で最多。次いで「エントリーシートの作成」が41%だった。 大阪府内の大学に通う3年生の女性(21)は、入社意欲がそれほど強くない企業についての志望動機については、AIに提案してもらった経験があるという。「エントリーシートに書く内容を全てAIに聞いている友人もいる」とも話す。 [朝日新聞] 2025/12/28(日) 8:00…