【清水】神戸DF本多勇喜を獲得へ! 吉田新監督を熟知する“最強の盾”が王国復活を支える清水エスパルスは25日、ヴィッセル神戸からDF本多勇喜の完全移籍加入決定を発表した。来季から清水の指揮を執ることが決まっている吉田孝行氏(48)を追う形での移籍となり、神戸のJ1連覇を支えた「盾」が、サッカー王国の再建を託される。■ 神戸の黄金期を支えた「左利きの万能職人」愛知県出身の本多は、名古屋グランパス、京都サンガF.C.を経て2023年に神戸へ加入。その高い戦術理解度と、左利き特有の希少性、そしてCBとSBを高いレベルでこなすポリバレントな能力で、瞬く間に吉田体制の「計算できる主力」へと上り詰めた。加入初年度の2023年は32試合、今季は25試合に出場。J1リーグ2連覇、さらには天皇杯優勝と、神戸が獲得した3つのタイトルすべてに大きく貢献した。34歳となった今季もJ1で26試合に出場しており、その実力は依然としてトップクラスであることを証明している。■ 苦渋の決断と「恩師」への信頼本多は神戸を通じて以下のコメントを発表した。「3年間で3度もタイトルを取れて本当に幸せでした。素晴らしく、濃密な時間を過ごせました。すごく悩みましたが、新たなチャレンジをしたい気持ちが大きくなり、決断しました。神戸のアジア制覇を心より願っています」移籍の決め手となったのは、やはり吉田孝行新監督の存在だろう。自身のプレースタイルを誰よりも理解し、優勝の味を知る指揮官の下で、再び「頂点」を目指す情熱が勝った形だ。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17500…