<野球>優れた制球力…韓国にサムライ投手が押し寄せる(中央日報) 韓国プロ野球に日本人投手らが入っている。KBOリーグは来季から「アジアクオータ」を本格的に施行する。各球団がポジションに制限なくアジアリーグ所属のアジア国籍選手を1人ずつ獲得できる制度だ。従来の外国人選手枠3人とは別に獲得でき、1軍エントリーは28人(26人出場)から29人(27人出場)に増える。制度の導入目的は「アジア野球交流拡大」と「リーグ競争力強化」だ。 起亜タイガーズを除く9球団が早くも選手獲得を終えた。その中心は「日本人投手」だ。全員が投手であり、うち7人が日本国籍だ。オーストラリア国籍のラクラン・ウェルズ(LGツインズ)、台湾国籍の王彦程(ハンファ・イーグルス、前楽天)だけが例外だ。ただ、王彦程も今年、日本プロ野球(NPB) の2軍にいたため、日本リーグから来た投手8人が来年、韓国舞台に初めて登場する。 特級の選手たちではない。アジアクオータは契約金・年俸・オプション・移籍料をすべて含めて獲得費用総額が最大20万ドル(約3100万円)に制限される。一般外国人選手の新規年俸総額の上限100万ドルとは大きな差がある。 しかし日本野球は韓国とは比較にならないインフラを誇る。読売ジャイアンツに2年間所属した鄭珉哲(チョン・ミンチョル)解説委員は「日本は選手層が厚く、2軍にも実力のある投手が多い。社会人野球にも制球や変化球の完成度が高い投手がいる。国内の投手には脅威となるだろう」と診断した。匿名を求めたA団長も「制度の導入を決めた時はオーストラリアの選手が中心になるという見方が多かった。ところが実際に選手を探してみるとセミプロのオーストラリアやリーグの競争力がやや低い台湾より、基礎がしっかりしている日本の投手が安全だという意見が多かった」と伝えた。 (中略) 国内の選手は厳しい状況だ。シーズン先発ローテーション枠は5つだが、うち2つは外国人だ。ここにアジアクオータ選手が追加で1つを占めれば残りは2つとなる。 国内先発投手の育成はさらに難しくなる。韓国プロ野球選手協会会長の梁玹種(ヤン・ヒョンジョン、起亜)は「選手たちは『職場問題』レベルでアジアクオータに否定的な立場」とし「すでに決定した部分なので拒否はできないが、他の方法でも選手の権益が保障されるべき」という意見を出した。 (引用ここまで) 韓国プロ野球、KBOが来シーズンからアジアクオータ制度を導入することになり、全10球団中9球団がすでにクオータ割当のアジア選手を獲得済み。 うち8球団がNPBの1軍半〜2軍の投手を獲得。 LGツインズのみオーストラリア出身の投手を獲得したとのこと。 SBの武田翔太、西武の田村伊知郎なんかが韓国で投げるのだそうですわ。 年俸上限は20万ドル(ドルなんだ?)。今日のレートで3100万円くらいか。 一線級の投手は取れないけど、1軍半の選手なら充分に獲得可能ってところですかね。 24年に四国独立リーグの徳島インディゴソックスからレンタル的な形でSSG、斗山に移籍した白川恵翔って投手がいましたが。 シーズン途中からの加入で右も左も分からないような状況で12戦投げて4勝5敗とそこそこ通用していました。 独立リーグからのシーズン途中での加入でこのくらいの成績が挙げられるのなら、シーズン前からしっかり調整できてればどのくらいだったのだろう……って思わされますよね。 ちなみに白川投手は25年はトミージョン手術を受けたとかでほぼ全休。ウィンターリーグには出場しているようです。 まあ……普通に通用するんでしょうね。武田とかなら。 フォークあるし、カーブもありますしね。 韓国を選んだのは「最初に声をかけてくれたから」とのこと。 【第1回】「一番最初に必要としてくれた」――武田翔太が韓国・SSGランダース行きを決断した理由(CoCoKARA) 韓国を足がかりにして日本球界への復帰を狙ってもいるのでしょうね。 ただ、韓国での実績はあてにならないことは、すでに実証済みではあるのですけども。 それ以外の投手はどうなるか、って感じですが。 でもまあ、多くは通用するんじゃないかな。通用しない理由がないというべきか。 たぶんですが、「韓国で通用する球種」を持っている。具体的にいうと縦の変化球を持っている投手が多く獲得されているのではないかと思われます。 であれば、自ずと通用してしまう、かな。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 迷走と株価乱高下を繰り返すウェブトゥーン、明日はどっちだ?(ないかも) あ、今回は個別コンテンツにも触れます 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…