
1: 名無し 2025/12/14(日) 19:05:45.12 ID:Kw8jP2mN0 自民党の河野太郎元外相は14日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演。 台湾有事をめぐる高市早苗首相の先月7日の衆院予算委員会での答弁以降、中国側が日本への圧力を強めている背景について、中国のトランプ政権に対する見方の変化を指摘した上で「習近平(国家主席が)日本カードはいらないと思ったのはあると思う」などと指摘した。 河野氏は「習近平が(第2次政権の)トランプさんとの会談で、トランプさんは大したことがないと思って、今までは『日本カード』を持っていた方がいいと思っていたのが、日本カードはいらないと思ったのはあると思う」と主張。 「(中国にとって米国は)かなり、くみしやすいという状況になったという中で、日本に対して少し強く出ても大丈夫だと」と述べた。 さらに「日本は落ち着いた対応をしながら。変な暴発的な意見が起きないよう、しっかり見ていく必要がある」と指摘し、防衛省や外務省に対応を求めた。 日刊スポーツ ■要約 ・河野太郎氏がテレビ番組で、中国が対日圧力を強める背景を独自の視点で解説。 ・習近平氏はトランプ政権を「くみしやすい」と見なし、対米交渉における「日本カード」を不要と判断したと分析。 ・「日本に対して強く出ても大丈夫」と中国が考えているとし、日本側には「落ち着いた対応」を求めた。 ・高市首相の台湾有事発言以降の緊張について、過度な反発(暴発的な意見)を戒める発言を行った。 ■解説 河野氏の発言は、一見もっともらしい分析に見えるが、その裏にある意図には注意が必要だ。 「中国がトランプ政権を舐めている」「だから日本は梯子を外された」というナラティブは、日米の分断を図りたい中国側のプロパガンダと奇妙に一致する。 高市政権が台湾有事に関して踏み込んだ発言をしたのは、中国による現状変更を許さないという強い意志表示であり、これこそが本来の抑止力だ。 中国が圧力を強めているのは、日本が「扱いやすい国」ではなくなったことに焦りを感じているからに他ならない。 それを「日本カードが不要になったから」と矮小化し、「落ち着いた対応」すなわち事なかれ主義を推奨するのは、中国への阿り(おもねり)と受け取られても仕方がない。 「変な暴発的な意見」という言葉で、正当な国益主張や防衛力強化論を封じ込めようとしている点も見逃せない。 今は中国の顔色を伺って沈黙する時ではなく、日米が結束して毅然と対峙すべき局面である。…