1: ぐれ ★ eKyZCxmh9 2025-11-23 10:57:06 ※11/23(日) 7:15 毎日新聞 兵庫県の斎藤元彦知事が県議会の不信任決議を受けて失職し、出直し知事選で再選されて1年がたった。だが斎藤氏への賛否の溝は深まっているように見える。その背景にある思いに迫った。 悪夢だった。まさか上司のパワーハラスメントを告発して仕事を失うとは……。 神戸市の40代男性は、自身の経験と斎藤氏のパワハラなどの疑惑を文書で告発して懲戒処分された元県幹部を重ね合わせ、県庁前などで抗議を続ける。 6年前、会社でずっと暴言や暴力を受けていた上司に初めて強く言い返した。会社には証拠として、上司から暴行を受けている画像を見せ、長年我慢してきたことを訴えた。 だが数日後、社長に「画像は時効。あなたも強く言い返している」と言われ、上司と顔を合わせないためという理由で仕事を減らされた。同僚らとも連絡がつかなくなった。収入が半減し、悔しさをかみしめたまま辞めざるを得なかった。 告発した元県幹部の死亡に衝撃を受け、文書告発問題を調査した県議会の調査特別委員会(百条委)の動画を繰り返し見た。「真偽を調べる前に告発者を捜して懲戒処分までしているのに、斎藤氏はまともに説明していない」と憤りがこみ上げた。 昨秋の知事選では、斎藤氏を応援する「2馬力選挙」を展開した政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者=名誉毀損(きそん)容疑で逮捕=に街頭演説の場で抗議した。群衆に何度も服を引っ張られ、体当たりもされ恐怖した。だが、もう引く気はない。「元県幹部は告発したことで社会的に抹殺された。僕の何倍もつらかったはず」 斎藤氏と自身を重ねて支持する県民もいる。 同市の女性(60)は市内の大学の保護者会長を1年間務めたことがある。新しい提案をしようと努力したが、同じ保護者に「私欲で予算を使っている」とする文書を計4回まかれ、会議でも保護者に怒鳴りつけられた。「いくら説明しても理解してもらえないのが一番つらかった」と振り返る。 続きは↓ 斎藤元彦・兵庫県知事再選1年 県民の分断生む賛否の深い溝…