1: 名無しのがるび 2025/11/18(火) 10:03:31.31 ID:4F11zgvI0● BE:567637504-PLT(56555) 長野県内有数のマツタケ産地の豊丘村で、今年の出荷量が例年の半分ほどにとどまっている。大豊作だった昨年に比べると1割強。 県内のマツタケ出荷量は昨年、飯田下伊那と上伊那で計8割を占めたが、上伊那でも今年は昨年の2割ほどという。 関係者は、夏季の暑さが続いて地温が下がるのが遅れたほか、その後の少雨で菌糸が十分に成長できなかったことが影響したとみている。 豊丘村のマツタケは、飯伊森林組合北部支所(豊丘村)が村内を中心に集荷して流通させるほか、収穫した個人が道の駅「南信州とよおかマルシェ」の産直コーナーに持ち込んで販売している。 ■温暖化の影響 同支所では例年、8~10月に計3トンほどを取り扱っている。だが近年は温暖化の影響で出てくる時季が遅れ気味で、今年の初出荷は昨年より15日遅れの9月24日。 その後も伸び悩み、出荷量は11月12日時点で1・4トンにとどまっている。ここ2週間の入荷は1日300グラムほどだ。 ■長野県内の他地域でも 上伊那農協(本所・長野県伊那市)でも、例年3トンほどを取り扱う。営農経済部の岡田直也係長は「豊作で3・9トンだった昨季と比べ、今年は2割ほどだ」としている。 ■寄付者の4割ほどに返礼品送れず 不作の影響で、村産マツタケをふるさと納税の返礼品にしている豊丘村は、寄付した人の4割ほどに返礼品を送れなくなり、10日におわびの通知を出した。 今季は1件8万8千円で寄付を募り、1023件が集まっていた。 1件につき、マツタケ350グラム分(約2万6千円相当)を返礼品として10月に送り始めたが、調達が追いつかず、466件は返礼品を送れなかった。来年に持ち越して、来季の調達分から優先的に返礼する。 ■「寄付者に申し訳ない」 下平喜隆村長は「不作は仕方ないが、楽しみにしていた寄付者に申し訳ない。来年は良いものをお返しできるよう豊作を願う」と述べた。 県信州の木活用課によると、昨年の県内のマツタケ出荷量は37・1トンで、飯田下伊那が16・1トン、上伊那が13・5トンだった。…