1: muffin ★ IDqEbntT9 2025-11-18 15:20:06 11/18(火) 6:00 テレビ番組だけでなく、録画・配信・SNSのテレビコンテンツにも触れない若者が急増している。元NHKアナウンサーの 今道琢也氏が、データと現場感覚の両面から「テレビ離れ」ではなく「テレビ無関心」という新たな現実を解説する。 ■若者のテレビ離れが止まらない まさかの10代2割、20代3割 まず、図1-6の「全体」を見てください。放送局のコンテンツ・サービスに何らかの形で接触している人は、92%を占めます。「いずれにも接触なし」は8%です。テレビ放送からテレビ局のSNS公式アカウントにいたるまで、非常に広い範囲を対象としていますし、1週間にたった1度の接触でもカウントされるのですから、これくらい高い数値が出るのは当然ともいえます。年代別に見てみると、どうなるでしょうか。その下の「年代別」の数字を見てください。13〜19歳の19%、20代の27%が、「いずれにも接触なし」になっています。30代でも12%が「いずれにも接触なし」です。 「いずれにも接触なし」とは、1週間を通して1度たりとも、リアルタイムでテレビを見ない、録画再生でも見ない、インターネットの見逃し配信でも見ない、YouTube上のテレビ局配信の動画も見ない、Huluでテレビドラマも見ない、インターネット上のテレビ番組表も見ない、テレビ局のSNS公式アカウントも見ない……ということを意味しています。そのような人がティーンエイジャーの約2割、20代では3割弱もいるということに、正直言って驚かされます。 ■若者から相手にされない 「テレビ」の頼みの綱は? もし私が、「いずれにも接触なし」の生活を送るとすれば、意識的にテレビ局のコンテンツを避けるようにしなければ無理でしょう。以前よりテレビを見なくなったとは言え、全く見ないわけではありません。 意識的に避けないと、食事時に「うっかり」テレビをつけてしまったり、YouTube 動画を見ているときに、「間違って」テレビ局配信の動画を見てしまったりする可能性があります。「絶対にテレビ局のコンテンツに近寄らないようにしよう」と注意しながら1週間生活しないと、「いずれにも接触なし」のグループには入らないでしょう。 しかし、今の若者の2〜3割が、ごく普通にそのような生活を送っているのです。私としては、この結果はかなりの衝撃でした。もっとも彼らにしてみれば、これはごく自然なことであり、「そんなことで驚いているから、テレビは時代に取り残されるのだ」と言われてしまうのかもしれません。 0代より20代の方が、非接触率が高めに出ていますが、私の推測では、これは親元で暮らしているかいないかが関係していると思います。 続きはソースをご覧ください…