1: 冬月記者 ★ vPI9A4BE9 2025-11-09 22:17:18 視聴率で「ワールドシリーズ」に圧倒された「日本シリーズ」…注目度“格差”に「いっそ開催日程をズラしてみては」の声 MLBのワールドシリーズとNPBの日本シリーズが同時期に開催されているが、なんだか日本シリーズが気の毒になってしまった。というのも、注目度があまりにも違い過ぎるのである。 米大リーグ機構によると、NHK総合で放送された第一戦の平均視聴者数は1180万人で、NHK-BSの第二戦は950万人に達したという。 視聴率はビデオリサーチ調べでワールドシリーズ第一戦が18.2%で、日本シリーズ第一戦が10.1%。産経新聞電子版では「まだまだ続く大谷翔平フィーバー 米大リーグのワールドシリーズ第一戦4本がランク入り 週間個人視聴率トップ10(10月20~26日)」という見出しの記事も登場。 ワールドシリーズフィーバー もっとも、阪神が出場しているということもあり、関西では日本シリーズの方が視聴率が高かった。 また、ソフトバンクの地元・福岡のテレビ局では日本シリーズをトップに持って来るし、福岡の朝のラジオ番組では、ソフトバンクが優勝に王手をかけた翌日の30日、アナウンサーを含め出演者が大はしゃぎだった。 しかし、そうした地元以外のメディア、特にテレビの情報番組ではワールドシリーズに多くの時間を割き、ニュース番組のスポーツコーナーでも全国放送ではトップニュースはワールドシリーズになりがちだ。 日本全体でもはやワールドシリーズフィーバーであり、より具体的に言えば、大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希を擁するドジャースフィーバーである。 SNS上では一般視聴者からも「ワールドシリーズの熱闘を見ると日米のレベルの差を感じる」といった感想が投稿されている。 18回までもつれこんだ第三戦など、大谷の2本塁打・4長打・5四球という9打席連続出塁という漫画のような記録が飛び出したほか、第四戦に大谷が先発するということもあり、圧倒的な盛り上がりだった。 10月30日のYahoo! トピックスのスポーツカテゴリーでは、12:21の段階でワールドシリーズ関連が3本で日本シリーズ関連が3本。1つだけある写真付きの記事は大谷の写真だ。 さらに「大谷翔平ら所属 ドジャース戦の結果は」の文字もある。試合中は「速報中」の文字が出る。その後14:10はワールドシリーズが4本で日本シリーズが2本、写真付きは山本である。 もちろん日本人選手(特に大谷)が出場していなかったらここまで盛り上がってはいなかったのだろうが、NPB(日本プロ野球機構)は、CSと日本シリーズの時期変更を検討してもいいのではなかろうか。 大谷はまだ31歳で今後もMLBのポストシーズンとワールドシリーズに出続けるだろう。 ワールドシリーズと同時期というだけで、NPBの目玉であるはずのCSと日本シリーズが霞むのである。 さらに、阪神というファン数No.1球団に負けがこむと、関西圏ですら盛り上がりが萎んでいく。 三菱UFJリサーチ&コンサルティングとマクロミルの共同調査によると、阪神ファンは477万人で2位の巨人ファンは354万人だという。 続きはリンク先…