1. 匿名@ガールズちゃんねる 出生時平均寿命が78歳から82歳に延びる一方で、平均就労期間の中央値も34年から38年に延びた。その結果、近年の高齢化社会は、被扶養者1人あたりの労働者数が、減少するどころかむしろ増加している。 さらに、高齢者の生産性も向上している。IMFの分析によれば、2022年時点の70歳の認知能力は、2000年時点の53歳に匹敵するという。50歳以上における認知能力の改善の度合いは非常に大きく、知的能力と所得の関係性に基づけば、就業者の平均所得が30%上昇することを示唆している。 「健康な高齢化」というこの傾向は、2025〜2050年までの世界の年間成長率予測を0.4%押し上げ、高齢化による全体的なマイナス影響を3分の1ほど低減させる。資産運用会社バンガードのジョセフ・デイビスは、高齢化が1890年以降の米国の成長にどう影響したかをモデル化し、「人口動態は運命ではない」と主張している。 2025/11/09(日) 17:16:23…