
リヴァプールが堅実な戦いぶりを見せ4連敗でストップ、アストン・ヴィラはミスに泣き連勝ストッププレミアリーグ第10節が1日に行われ、リヴァプールがアストン・ヴィラと対戦した。 今シーズンのプレミアリーグでは9試合を終えて5勝4敗。開幕5連勝の後、4連敗中と大苦戦中。さらにミッドウィークにはカラバオカップでクリスタル・パレスと対戦し、大幅なターンオーバーを敢行した結果、0ー3で敗れ厳しい声が届くことに。そのクリスタル・パレス戦からは、アンドリュー・ロバートソン、アレクシス・マック・アリスターの2名が継続して先発出場。日本代表MF遠藤航はベンチスタートとなった。 対するアストン・ヴィラは、ここまで4勝3分け2敗でリヴァプールと同じ勝ち点15。しかし、状況は大きく異なり、リーグ戦4連勝中と好調を維持。トッテナム・ホットスパー、マンチェスター・シティに連勝しており、リヴァプール相手でも勢いで勝ち切りたいところだ。 試合はリヴァプールがボールを保持して進めていく展開に。15分にはコーディ・ガクポのパスを受けたドミニク・ソボスライがボックス外からミドルシュート。地を這うシュートは左に外れる。 アストン・ヴィラもカウンターで応戦していく中、リヴァプールのペースで試合は進むと43分にソボスライがボックス手前右から鋭いクロスを入れると、フリーで飛び出たウーゴ・エキティケがドンピシャヘッド。しかし、これはオフサイドが取られてしまいノーゴールとなった。 先制のチャンスを逃したリヴァプールはこの試合でも嫌なムードが漂う中、前半アディショナルタイムにアストン・ヴィラが手痛いミス。GKエミリアーノ・マルティネスからビルドアップを仕掛けたところ、パスがずれると、モハメド・サラーがダイレクトでネットを揺らし、リヴァプールが先制に成功する。 ラッキーな形でリヴァプールが先制して迎えた後半も早い時間帯にゴールが生まれる。58分、ボックス手前で縦パスを受けたライアン・フラーフェンベルフが、中央に持ち出し左足シュート。これがブロックに入ったディフェンダーに当たってネットを揺らした。 相手のミスに乗じて2つのゴールを奪ったリヴァプール。しっかりと勝利を掴むために手堅く戦うリヴァプールに対し、アストン・ヴィラは攻める手立てが見つけられず。アルネ・スロット監督は選手交代もエキティケを下げてフロリアン・ヴィルツを投入するのみ終え、遠藤は出番なし。危なげなく後半は戦い、2ー0で勝利し、リーグ戦の連敗を4でストップさせた。なお、ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)でレアル・マドリードと対戦し、次節はマンチェスター・シティとの戦いを控えている。【スコア】リヴァプール 2ー0 アストン・ヴィラ【得点者】1ー0 45+1分 モハメド・サラー(リヴァプール)2ー0 58分 ライアン・フラーフェンベルフ(リヴァプール)〓〓 Liverpool FC 〓〓 1800〓〓…