363: 名無しさん@おーぷん 20/03/21(土)15:13:29 ID:XAT 母が亡くなった。もう半年以上前に、お医者さんから生きる為の身体の機能が低下していていつお迎えが来ても不思議じゃない」って言われたのでずっと覚悟はしてたんだ。老健で7年暮らしてたけどその時に退所を促され、終末期の老人が入る介護療養型医療施設に移った。母とは、普通に会話はできたけど声に力がなくて小さな声ででもどこが痛いとかそういうのもなくて、ただニコニコして私の話を聞いてる感じだった。亡くなる一週間前ぐらいは病室に行ってもいつも寝てて、手を握ったりすると目覚めて少し会話はするけど基本眠たそうにしてた。亡くなった日、朝行った時は手を握ると薄っすら目を開けて、なんだかんだ話しかけたら眠たそうに目を瞑ったから30分ぐらい母の傍で本読んだりして過ごしてそれから「又明日来るね」って耳の傍で言ったら「またね」って弱弱しい声で返事があった。その日の夜中に病院から電話があって、到着と同時に「ご臨終です」って。病院側の配慮なのか、たぶんその時にはもう息を引き取ってたんだろうと思うけど家族の到着を待って臨終の確認をしたような感じだった。お葬式の間、ずっと考えていたのは、母との思い出とかじゃなかった。人間って、老衰で氏ぬときはあんなふうに、本当に眠るようにゆっくりと静かに氏ぬのかなぁって。本人はまた目覚めるつもりで眠たいから寝たらそのまま・・・って感じなのかなぁ・・・とか。痛いのは嫌だから、私もそんなふうに息を引き取りたいなぁ。…