
1: ゴアマガラ ★ 2025/10/16(木) 21:16:44.57 ID:Y7b1iJl69 失意の結果に終わった前回のワールドカップ(W杯)後、スペイン代表は新たな黄金期を過ごしている。 3年前、スペイン代表は3大会ぶり2回目の優勝を目指したカタールの地で、懸念されていた得点力不足を露呈した。初戦のコスタリカ戦こそ7-0で圧勝したが、ドイツに1-1で引き分け、日本に1-2の逆転負けを喫し、1次リーグは2位通過。決勝トーナメント1回戦でモロッコの堅守を攻略できず、2大会連続同ラウンドでPK戦敗退という憂き目にあった。 ■22年W杯敗退でハイプレス戦術へ 敗退後、ルイス・エンリケ監督(現パリ・サンジェルマン監督)の戦い方に関してさまざまな分析が行われた。ボール支配率で圧倒したにもかかわらず、ゴール前を固めた相手に効果的な攻撃ができなかったことから、ストライカーがモラタのみでは不十分であったこと、パスサッカーに固執したことなどが特に批判された。 後を引き継いだデラフエンテ監督は、それまでのポゼッション至上主義からの脱却、サイドアタッカーのスピードを生かしたカウンター、ボールロスト後のハイプレスという戦術を掲げてスタート。初陣となった23年3月25日のノルウェー戦以降、順調に成果を挙げている。 ここまでの戦績は、35試合27勝6分け2敗(※PK戦3試合は引き分け扱い)。その間、22-23年シーズンの欧州ネーションズリーグと24年の欧州選手権を制し、24-25年シーズンの欧州ネーションズリーグは準優勝(決勝でポルトガルにPK戦負け)。結果を残し続けるスペイン代表は先月、14年6月以来11年ぶりとなるFIFAランキング首位に返り咲いた。 W杯欧州予選も4戦全勝、15得点0失点、勝ち点12でE組首位と順調で、攻守において相手を圧倒する強さを見せている。ボール支配率66・5%、パス成功率91・75%(2986本中2744本成功)とほとんどミスはなく、1試合平均25・25本(枠内10本)のシュートを放ち、3・75ゴールと高得点を記録。さらに、相手の枠内シュートはわずか4本(1試合平均1本)で、守護神ウナイ・シモンがそのすべてをセーブしている。 中でもライバルと目されたトルコにアウェーで6-0の大勝を収めたことは、世界中に衝撃を与えた。予選はあと2試合残るが、13大会連続、通算17回目の出場をほぼ手中に収めている。 さらに、直近のブルガリア戦での勝利で、公式戦の連続無敗記録を29試合に伸ばした。この成績は、W杯と欧州選手権を連覇したデルボスケ監督が10年から13年にかけて樹立した、同国代表史上最多の公式戦連続無敗記録に並ぶ素晴らしいもの。来月のジョージア戦とトルコ戦を無敗で終えた場合、イタリアの保持する世界記録(31試合)に並ぶ。 全文はソースで…