
転載元: ネギうどん ★ 2025/10/17(金) 11:52:23.09 ID:JpWb9NXH9 ロサンゼルス・ドジャースは現地10月14日、ミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に5-1で勝利。敵地での連勝でシリーズ成績2勝0敗として、本拠地に戻った。今ポストシーズンで未だ一度しか敗れていないのはドジャースのみ。スター軍団がワールドシリーズ連覇に大きく近づいているのが現状だ。 この状況にある懸念を示したのが米スポーツ専門局『ESPN』の敏腕記者ジェフ・パッサン氏だ。年俸総額が、下位6球団の合計に匹敵するドジャース。小規模市場チームのブルワーズに勝利し、そのままMLBで25年ぶりとなる連覇を果たせば、サラリーキャップ制度(各球団の年俸総額やチーム予算に一律の上限を設ける制度)導入を推す声が強まると指摘した。 実際、『ESPN』によると、ブルワーズはシリーズ出場26選手のうち、チームの主力の大半である15選手をトレードで獲得。その他はドラフトで4選手、マイナーFAか国際アマチュアFAで5選手、ルール5ドラフトで1選手を獲得しており、メジャーのFAはホゼ・キンターナのみだという。 ドジャースもムーキー・ベッツやタイラー・グラスノーら9選手をトレードで獲得しているものの、大谷翔平、フレディ・フリーマン、ブレイク・スネルらMVPやサイ・ヤング賞投手をFAで、山本由伸、キム・ヘソンを国際FAで補強している。 そしてパッサン記者は「ナ・リーグ優勝決定シリーズの勝者次第では、2027年にMLBが開催されるかどうかを左右する可能性がある」と主張した。現在の労使協定は2026年12月1日に失効、オーナー側が“マネーゲーム化”を避けようとサラリーキャップ制度の導入を要求した場合、ロックアウト(選手の球団施設利用、契約交渉などが不可、長引いた場合は試合が中止になることも)を実施する可能性があるという。 「世界最強の労働組合」とも称されるMLB選手会の反発によって現在、北米4大プロスポーツリーグで唯一サラリーキャップ制度を導入していないMLB。パッサン記者は「MLB選手会はサラリーキャップ制度が交渉のテーブルに残っている限り、交渉するつもりはない」と見ており、21年シーズンオフに実施されたスポーツ史上最長の232日間に及ぶロックアウトと同等かそれ以上の泥沼に陥る可能性も否定できない。 もちろん現在の両軍の強さは的確なチーム運営の賜物であるのは間違いない。しかしパッサン記者が「このリーグ優勝決定シリーズは、単なる試合以上の意味を持つ」と綴るように、今回のシリーズの勝敗は、1年後に迫る労使交渉に少なからず影響を及ぼすだろう。 構成●THE DIGEST編集部 3: 名無しさん@恐縮です 2025/10/17(金) 11:54:42.92 ID:ysScI5Q+0 選手会が反対してるからなあ 難しいやろ…