781 :おさかなくわえた名無しさん 2007/07/12(木) 10:18:50 ID:wxU5nN7E 小学校にあがる前のこと、母と一緒に電車で病院に行った 向かいの座席を見ると、端の方に白い杖をついた男の人が座っていた 母に「おじーちゃんじゃないのに杖を持ってるよ」と言うと、 「目の不自由な人なんだ」、「変だって言っちゃダメだ」と耳打ちされた そうかと思い、あとは外の景色を見たり、吊革の揺れ方を見ていた 母は居眠りを始めてしまったので、自分は 「早く降りる駅が来ないか」と静かに座っていた 次の駅で三人の女子高生が乗ってきた 三人は盲目の男性と少し間をあけて座席に座り、 大きな声で話を始めた しばらくして女子高生が膝の上に乗せていたカバンを 座席の横に置こうとしたら、そのカバンが軽く男性にぶつかった 女子高生はハッとして男性の方を見たが、逆に男性の方が 「すみません」と、何度も頭をさげて申し訳なさそうに謝っていた それを見た三人は顔を見合わせ、なにかコソコソと話し 一人は男性の隣に密着するように座り、あとの二人は 男性の前の吊革を持って立ちふさがった そして三人はワザと男性の身体にぶつかり始めた 女子高生がぶつかるたびに、男性は「すみません」を繰り返し、 その身体を小さくしていた身体を小さくしながら何度も謝る 男性を見て、三人はずっとニヤニヤしていた すると酔っ払いっぽいおじさんが「なにしんとんじゃぁああ!」と一喝し、 女子高生の一人をひっぱたいた 逆切れして食って掛かる残りの2人の髪の毛を掴んで引きずり倒し 説教をはじめたと思ったらゲロを吐いた。 吐瀉物まみれの女子高生を残し、おっさんは車掌さんに連れて行かれた…