1: 名無しさん 2025/06/10(火) 09:16:21.41 ID:B5JYJ9uQ 北海道標茶町や厚岸町で放牧中の牛を相次いで襲撃したヒグマ「 OSOオソ 18」の骨などを調べた福井県立大などの研究チームは、OSOがエゾシカを中心とする極度の肉食の特性を持っていたと発表した。雑食性のヒグマは、春先などを除いて健康なシカを捕食するのは難しいとされるが、季節を問わず長期間にわたって食べていたという。研究成果は米科学誌に掲載された。 ■福井県立大など研究 OSOに牛が襲われる被害は2019年7月、標茶町オソツベツ地区で始まった。同町と厚岸町で計66頭が被害に遭い、うち32頭が死んだ。OSOは23年7月に釧路町で駆除された。 研究チームは、OSOの上腕骨などを炭素・窒素安定同位体分析と呼ばれる手法で調べ、食性の変化をたどった。その結果、OSOは3歳から駆除される9歳まで、シカなどの動物性の栄養源に強く依存していたことが明らかになった。牛を襲うようになる前から肉食の食性を持っていたが、牛を繰り返し襲撃する行動との関連は分かっていない。 ■標茶周辺クマ同傾向 また、標茶町周辺で2002~22年に駆除された他のヒグマを調べたところ、OSOと同様に肉食の傾向が確認された。ただ、同町のシカの生息密度が道内の他の地域に比べて際立って高いわけではなく、理由は今後の研究課題という。 続きは↓…