米、アルゼンチンと200億ドルの通貨スワップを確定···批判世論の拡散(租税日報・朝鮮語) ドナルド·トランプ米政府がアルゼンチンと200億ドル(約29兆4千億ウォン)規模の通貨スワップ契約を最終確定し、ペソを買い入れると、米国内の批判世論が広がっている。 連邦政府がシャットダウン状態の中で外国救済措置を施行するという批判と同時に、米国産大豆輸入を中断した中国に大規模に大豆を輸出したアルゼンチンがその対象という点に対する反発も提起されている。 (中略) また、今回の米国の行動は、韓国に対する態度とは明確な対照をなす。 今年7月、韓国と米国は相互関税と自動車関税を15%に引き下げ、3,500億ドル規模の対米投資を約束したが、韓国政府が外国為替市場の衝撃緩和のために通貨スワップ締結を要請したにもかかわらず、米国側はこれを受け入れなかった。 (引用ここまで) アメリカがアルゼンチンに対して200億ドルの通貨スワップ協定を結び、かつアルゼンチンペソの買い入れも行うと表明。 実はアルゼンチンの経済状況って劇的に回復してまして。 「デフォルト? しましたけどもなにか?」ってデフォルト上等の経済だったのですが、かなり回復基調にありました。 アルゼンチン経済にまさかの奇跡、インフレ克服と成長回復のカギは(ニューズウィーク) まあ、これまでもデフォルトいうても農産物は自国で自給できているのでのんびりしたものだったのですけどもね。 ところが通貨防衛で外貨の切り売りをし続けていたところ、外貨枯渇でまたデフォルトに陥りそうな事態になったのです。 《アルゼンチン》外貨準備枯渇で残高7億ドル=危機でもミレイはロック熱唱(ブラジル日報) それに対してトランプ大統領が救いの手を差し伸べた、といったところ。 で、このアルゼンチンとの通貨スワップ協定に対して韓国メディアが一斉にブーイングを起こしていまして。 「韓国がアメリカに通貨スワップ協定を求めているのにそちらは無視。それなのにアルゼンチンにはドルを与えるのか!」と。 ……いや、通貨防衛のために使うのと、韓国が求めている通貨スワップ協定だとだいぶ性格違わない? 韓国のそれは関税交渉の一環としてのもので、緊急性はほぼない。 というか、アメリカにしてみたら知ったこっちゃないって話でしかない。 っていうか、先日「修正案を送りつけた」「3つの条件は譲れない」「アメリカが韓国を踏むなら、踏む足も無事には済まない」って雄々しく語っていた例の話はどうなったんでしょうかね。 もうこの時点で20日以上返答が来ていないってことでしたが。 ほぼ一ヶ月に渡ってなしのつぶてってことですからね。 返答はあったのやらないままなのやら。 ま、ないんでしょうね。 そもそも返答があるならトランプ大統領もAPEC本会議に参加するでしょうよ。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 じわりと反米感情を顕わにするイ・ジェミョン。その「自主国防」という言葉が意味するものとは? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…