1: 鉄チーズ烏 ★ GLhTb52P9 2025-10-03 07:26:27 2025年10月2日 19:46 東スポWEB 作家の岩井志麻子氏(60)と新潮社執行役員・中瀬ゆかり氏(61)が2日、曜日コメンテーターを務める生情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演。「尻を叩く」などの慣用句の意味が相手に通じず、ハラスメント発言として問題視される昨今を〝文壇ガールズ〟の立場で憂いた。 番組では他にも「どうだろう?」という言葉、セクハラの危険性をはらんでいる慣用句を紹介。「胸を撫でおろした」「尻拭い」「穴があったら入りたい」「精が出る」「口酸っぱく言った」が紹介された。 これを受け岩井氏は自身が「××さん偉いよ。〇〇の世界だったら5本の指に入るでしょ」と褒めた相手から「5本も入りません」と怒られたエピソードを披露。また最近話題になったものとして、「家族が無言の帰宅をしました」という表現を「何? 帰って来たのに不機嫌だったの?」と勘違いされた例を挙げた。 「これ(=無言の帰宅)、通じてないの? ビックリっていうか…。『1000万(円)をはした金って思う人もいるんですよ』みたいな発言をしたら、『岩井が〝1000万なんてはした金だ〟って言った』みたいにね、〝え~アタシこんなこと言ってないから~〟ってこんなふうに曲解っていうかね、されちゃうんだってビックリしたこともあった」(岩井氏) 中瀬氏も「(慣用句の意味を)知らなかったら『胸を撫でおろす』もそうだけど、『胸を打たれました』とか『尻に火ついてんじゃないの?』とか、そういう言葉とかもホントに使えなくなるし…」と指摘。 続けて「ホントに気にしだすと、いかにセクハラ要素というかが埋まってるんですよ。そういうものも地雷を撤去するように取っていくと、ホントに日本語が狭められて、話す言葉がなくなってくるっていうか、恐ろしいことですよね」と最近の〝言葉狩り〟の風潮に警鐘を鳴らした。…