1: 冬月記者 ★ Pb5s9CUk9 2025-10-03 09:20:14 「大谷翔平の弱点を発見」フィリーズが余裕の迎撃宣言 主砲シュワバーは「真の最強打者を決めよう」と挑発 ドジャースは4日(日本時間5日)から敵地フィラデルフィアで始まる地区シリーズ(NLDS)でフィリーズと激突する。 1日(同2日)に本拠地で行われたワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦でも初戦で2本塁打をマークした大谷翔平投手(31)が6回に貴重な適時打を放ち、チームは8―4で勝利し2連勝でWCS突破。 一方で米スポーツ専門局「ESPN」はフィリーズ側が大谷を〝丸裸〟にしたと伝えるなど、舞台裏で両軍の対戦が早くもヒートアップしている。 ナ・リーグWCSを制したドジャースが敵地シチズンズ・バンク・パークへ一気呵成に乗り込む。迎え撃つ側のフィリーズも宣戦布告ムードを漂わせ、気合十分だ。 「ESPN」が1日(同2日)深夜に放送した番組「Sports Center」のリポートによれば、フィリーズのロブ・トムソン監督(62)が「ドジャースとの戦いは望むところだ」とコメント。 2年連続でナ・リーグ東地区優勝を決めたチームの指揮官は、大谷擁する強敵を前に一歩も引かない姿勢を鮮明にしている。 さらに同番組では、フィリーズのチーム関係者が「我々は大谷の弱点を把握し、内部で共有している」と注目すべき発言を口にしていることも伝えられている。 フィリーズが誇るMLB屈指のスカウティングチームが大谷に関するリポートをエンゼルス在籍時代からさかのぼってまとめ上げ、あらためて徹底した分析を行い「他球団も欲しがるようなウイークポイントをいくつか発見した」と豪語しているという。 打者としても無論、4日(同5日)のNLDS第1戦でポストシーズン初先発となる投手・大谷をどう攻略するか――。フィラデルフィアのベンチは周到な準備を進めている。 その構図を象徴するのが、カイル・シュワバー外野手(32)の発言だ。今季は大谷とのシ烈な本塁打王争いを1本差で制し、56本塁打132打点でリーグ2冠を獲得したフィリーズの主砲。 同局にMVP争いでもライバル視される二刀流スターとの直接対決について問われると「どちらが真の最強打者なのか決めようじゃないか」と不敵に笑ったという。 フィリーズはシュワバーに加え、2度のMVPを誇るブライス・ハーパー内野手(32)らを擁する強力打線。この地区シリーズに昨季も進出したものの、メッツに屈した悔しさも残る。 今季こそリーグ優勝決定シリーズ進出を果たすべく、その前に立ちはだかる大谷とドジャースは格好の標的となる。 もちろんドジャースも盤石の態勢で戦う。WCSでは大谷がレッズを相手に第1戦で2発、第2戦でも6回に適時打を放って勝負を決めた。 第2戦先発の山本由伸投手(26)は7回途中2失点9奪三振と快投を披露し、最終回のマウンド上では佐々木朗希投手(23)が堂々のMLBポストシーズンデビューを果たして三者凡退で締めた。ドジャースが誇る日本人トリオがそろって結果を残し、フィリーズとの決戦を迎える。 東海岸のフィリーズと西海岸のドジャースの対決は、ともにスーパースターを擁する常勝軍団同士の激突。全米、いや世界が注目する真っ向勝負の舞台は、いよいよ整った。…