
RB大宮に激震 長澤徹監督の解任を発表、後任に宮沢悠生氏が就任…ザルツブルクで「国際的な指導経験」 J2のRB大宮アルディージャは9月24日、長澤徹監督を解任し、宮沢悠生氏が新監督に就任すると発表した。直近のリーグ戦で3連敗を喫したが、J1昇格に向けて可能性を残すなかで、まさかの監督交代となった。 長澤監督は2024年から大宮の監督を務め、J3リーグで25勝10分3敗(勝ち点85)という安定した成績を残し、1年でのJ2昇格へ導いた。J2に昇格した今季はこれまで13勝8分9敗(勝ち点47)の成績でリーグ8位につける。大宮の原博実代表取締役社長は「J3降格後の難しい時期に監督を引き受けてくれたことを本当に感謝しています。彼のリーダーシップと献身的な取り組みは、2024年のJ2昇格と今シーズンのこれまでの発展に重要な役割を果たしてくれました」とコメントした。 長澤監督は24日に行われたトレーニングでも、普段通りで精力的にチームを指導。ジュビロ磐田戦に向けた囲み取材では、「勝ち点1差ですけど、陣容を見てもトップカテゴリーだったチームなので、しっかり戦える準備をして入っていきたいと思います」と語っていた。また、この日の練習を先日クラブに入閣したばかりで、ヘッドオブスポーツを務めるスチュアート・ウェバー氏が視察した。 後任となる宮沢氏はオーストリアのレッドブル・ザルツブルクでU-15からU-18までの各カテゴリーでアシスタントコーチや監督を務めた経歴を持つ。また、同クラブのセカンドチームにあたるFCリーフェリングでもアシスタントコーチを経験。国際的な指導歴と現代的なサッカーへのアプローチが特徴とされ、日本サッカー協会公認S級ライセンスを保有する。 また、ウェバー氏は「国際的な指導経験は、我々のクラブにとって重要な価値となります。同氏が必要とするリソースを準備し、最大限のサポートを行うことで、我々が目指す成功を成し遂げられる最高の環境を作っていきます。共に、我々の目標を達成し、将来の強いチームを構築することに全力で取り組んでいきます」と期待を寄せた。 さらに原代表取締役社長も「経験とリーダーシップが、このクラブをさらに発展させてくれることを確信しています。同氏の指導のもと、J1昇格に向けて、全力で戦い続けていきます」と述べ、J1昇格へ向けて全力で取り組む姿勢を示した。クラブは長期的な発展を目指し、持続的に強いチームづくりを進める方針を明らかにしている。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17338…