
マンチェスター・C、ハーランド弾で先制も…アーセナルがマルティネッリのAT弾で追いつき1-1ドロー! 現地時間21日、イングランド・プレミアリーグは第5節が行われ、アーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにマンチェスター・シティを迎えた。今季5試合でわずか1敗、1失点しかしていないアーセナルは、負傷明けのサリバが先発復帰。ジョーカー的な役割が多いトロサールも先発し、離脱していたサカがベンチ入りメンバーに復帰を果たした。一方のシティは公式戦3試合連続同じスタメンと、グアルディオラ監督としては珍しい選択だが、チャンピオンズリーグから中2日の疲労が懸念された。しかし、先制点を奪ったのはアウェイチーム。9分、中盤でのルーズボールの奪い合いから、ハーランドのパスにラインデルスが抜け出しカウンター。パスを出したハーランドがそのまま全速力でゴール前に突進すると、ドリブルで運んでいたラインデルスからのラストパスをエリア内で受け、ゴール左へと沈めてシティが最初のチャンスを先制点に繋げた。ボール保持では上回るものの、シティの組織的な守備を前になかなかシュートまで行けないアーセナルだったが、40分を過ぎた辺りからようやくシティゴールを脅かせるようになる。45分にはエリア内右で縦に仕掛けたマドゥエケが角度のない位置から右足を振り抜く。これは枠を捉えたが、GKドンナルンマが反応してはじき返した。後半、リードしているシティはクサノフに代えてマテウス・ヌニェスを投入。追いつきたいアーセナルはメリーノとマドゥエケを下げてエゼとサカを投入し、立ち上がりから攻勢に出る。50分、トロサールの左クロスはグヴァルディオルが頭でクリアするものの、こぼれ球を拾ったエゼが胸トラップから右足ボレーで押し込む。しかし、これはGKドンナルンマが正面ではじき返した。守勢に回ったシティだが、カウンターの鋭さは健在。57分、カウンターからドクが左サイドをドリブルで持ち上がり、前線のスペースに出したパスにハーランドが追いついてエリア内左からシュート。これはGKラヤがはじき、こぼれ球を戻ったエゼがクリアした。アーセナルは後半から投入されたサカとエゼが絡む攻撃のアクセントとなり、圧倒的にボールを保持してシティ陣内へと攻め入る。押し込まれる展開の続くシティは68分、フォーデンに代えてアケを投入し、3バックへと移行する。さらには76分、疲れの見えたハーランドに代えてニコラス・ゴンサレスを投入し、ドクがトップの位置に移った。攻勢のアーセナルは80分にティンバーを下げてマルティネッリを投入すると、84分にはトロサールに代えてヌワネリを投入し勝負に出る。前の人数を増やしてきたアーセナルに対し、シティはドクとオライリーに代えてストーンズとサヴィーニョを投入。サヴィーニョを前線に置く5-4-1で逃げ切りを図る。引いて守るシティに対してアーセナルはボールを支配するが、ゴール前を固めるシティを前に決定機が作れない。迎えたアディショナルタイム、エゼの浮き球パスに抜け出したマルティネッリが、GKドンナルンマの頭上を越すループシュートを沈めてアーセナルが土壇場で同点に追いつく。残り時間は5分以上あり、守りに全力を注いでいたシティも攻めに出て互いにゴールを目指すが、決勝ゴールは生まれず。互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。■試合結果アーセナル 1-1 マンチェスター・C■得点者アーセナル:マルティネッリ(90+3分)マンチェスター・C:ハーランド(9分)【Gunners】 Arsenal F.C.【part2522】…