
ソシエダ、ベティスに敗れて開幕5戦未勝利…降格圏突入間近に。足首に分厚いテーピングをした久保建英は精彩欠いて66分に交代日のラ・リーガ第5節、レアル・ソシエダは敵地カルトゥハでのベティス戦を1-3で落とした。日本代表MF久保建英は2試合ぶりの先発出場を果たしたが、左足首を痛めている影響か、プレーの精彩を欠いたまま66分に交代している。ラ・リーガ第4節までの成績は2分け2敗の未勝利……現在17位のソシエダは、この強豪ベティスとの試合を落とせば、ほぼ間違いなく降格圏に沈むことになる。絶対に勝利がほしい状況で、セルヒオ・フランシスコ監督は前節レアル・マドリー戦(●1-2)で途中出場とした久保をスタメンに復帰させた。しかし久保は日本代表として臨んだメキシコ戦(△0-0)で捻った左足首にずいぶんと厚くテーピングをしており、まだ万全なコンディションではないことをうかがわせている。ソシエダの全スタメンはGKレミーロ、DFアランブル、スベルディア、チャレタ=ツァル、セルヒオ・ゴメス、MFブライス、ゴロチャテギ、パブロ・マリン、FW久保、オヤルサバル、バレネチェア。試合は早い時間帯にスコアが動く。7分、ホームのベティスが先制。左サイドから中央に切れ込んだロ・チェルソがペナルティーエリア内に縦パスを送り、これを受けたクチョが反転から右足のシュートを決め切った。しかしソシエダは、13分にスコアをタイに戻すことに成功。今季のベティスは後方からパスをつなぐビルドアップで幾度もボールを失っていたが、その弱点を突いた。前線でジュニオールのパスミスをオヤルサバルが拾うと、ペナルティーエリア内中央のバレネチェアにパス。バレネチェアはシュートコースを見つけられなかったが、エリア内左でパスを受けたブライスが、左足のシュートを対角線上に決め切っている。その後、試合は均衡した展開た続くことに。久保はというと、いつものようなキレのある動きは影を潜める。39分には速攻からドリブルを仕掛けるも、ナタンに体をぶつけられて阻止される。また45分にはペナルティーエリア内でオヤルサバルのパスを受けてシュートを放ったが、これは眼前のジュニオールに当たった。試合は、1-1ドローのまま折り返している。後半、ベティスは48分に勝ち越しゴールを記録。左サイドのフリーキックからフォルナルスがクロスを送ると、アブデと不用意に飛び出してしまったレミーロの競り合いとなり、ソシエダGKに軽く触れたボールが枠内に転がった。再び同点に追いつきたいソシエダはゲデス、ソレールをピッチに立たせるが、勢いを手にするベティスの攻撃に苦戦。久保も後方に戻らなければならない場面が多く、59分には自陣ゴールライン際で、アブデのボールを必死のスライディングで奪う場面があった。久保は64分、自身を倒したジュニオールへのイエローカードを誘発。そしてその2分後、スチッチ&ザハリャンとの交代でパブロ・マリンとともにピッチから下がっている。ベティスの2選手に対してイエローカードを提示させるなどした久保だが、やはり左足首の影響か全体的にはキレのあるプレーを見せられず。実況を含めたスペインメディアでも「存在感がない」「ミスが目立つ」「コンディションが悪い」と指摘されていた。久保がベンチに下がったソシエダは、前がかりとなって同点を目指したが、ベティスの速攻の餌食となった。ホームチームは69分、サイドを突破したベジェリンの折り返しから、フォルナルスが右足のシュートでレミーロを破っている。終盤のソシエダは自信を感じられないプレーに終始し、1点を返す可能性を一切感じさせないまま、試合終了のホイッスルを聞くことになった。ソシエダは開幕5戦未勝利で、今節に降格圏18位以下に順位を落とすことがほぼ確実に。もちろんラ・リーガの試合はまだまだ残されているが、欧州カップ戦出場を目指すチームとしては大きな出遅れだ。プレー内容についても大きな改善がみられているというよりむしろ悪化しており(この試合の終盤の攻撃は本当に自信を失っているようだった)、セルヒオ・フランシスコ監督とともに開始した新プロジェクトは早くも暗雲が垂れ込めている。【Real】久保建英応援スレ part1428【Sociedad】※管理人からのお知らせ:運営の都合上1~2週間ほど、当ブログの1日あたりの投稿ペースを落とします。通常のペースに戻す際は当ブログ及びXで告知いたします。できるだけ早く戻したいと思っています。ユーザーの皆様にはご不便をお掛けしますが、ご理解の程、宜しくお願い致します。…