817: おさかなくわえた名無しさん 2013/05/31(金) 21:08:16.97 ID:3hOOOgJo 今までにあった最大の修羅場。 独身の頃、デパートの売り場で働いていた。 ある日、40前後の女性に売り場で声を掛けられ 「○○(私の旧姓)さん?」って聞かれたので 「はい、そうでござい・・・?」ますが、まで言い終わらないうちに いきなり思いっきり平手打ちされた。 何が起こったのか分からなかった。 その女性、続けて「この泥棒猫っ!」と言いながら 私の髪の毛を鷲にして振り回してきた。 回りにいたお客さんも呆気にとられて固まってた。 ちょっと離れた所にフロアマネージャーがいて、 気が付いたようでこっちに小走りに走ってくるのが見えた。 でもその女は容赦なく、お客さんたちに向かって 「この女ーーーー人の夫を盗んだ泥棒ですよーーーーー」と。 「ふ・り・ん!不倫女ですよーーーー」と。 私は髪を掴まれたまま振り回されて、なんの抵抗もできなかった。 やっと手を離されて、フロアにへたり込んで息を整えていたら 頭が冷たくなってじゅわああああ・・・と変な音が聞こえてきた。 いつの間にか缶ビールを手にしていて 頭からビールをドボドボ掛けられていた。 が、最大の修羅場は、それが人違いだったこと。 私の旧姓はありふれた名字で、同じフロアにも同じ苗字の女性がいた。 そしてその女の旦那の不倫相手はその女性だったんだ。 その女の旦那は、デパートに出入りしている設備業者で 50歳前半のむさくるしいおっさん。 あだ名をボイラーと呼ばれている男だった。 元々奥手で、当時は不倫どころか未経験だった20代の私、 何か悲しゅうてボイラーの不倫相手に間違われなきゃいかんのか。 そしてしばかれて髪掴まれて振り回されてビールかけられなきゃいかんのか。 (続くでござる)…