レアル・マドリー、エンバペ&ギュレル弾でラ・リーガ開幕4連勝!ソシエダは途中出場の久保建英が躍動も4戦未勝利に…日のラ・リーガ第4節、アノエタでのレアル・ソシエダ対レアル・マドリーは2-1でマドリーの勝利に終わった。ソシエダMF久保建英はベンチスタートとなり、65分から出場している。インターナショナルウィークを終えて、2週間ぶりに再開されたラ・リーガの一戦。ソシエダのセルヒオ・フランシスコ監督は、日本代表で右足首を痛めた久保について前日会見で「起用可能な状態」と話していたが、アメリカからの長旅も考慮してかベンチスタートしている。日本人MFのポジションである右サイドにはゲデスを据えて、さらに昨季までBチーム所属だった23歳FWミケル・ゴティをオヤルサバルとともに2トップで起用した。一方、下部組織から在籍した故郷の古巣クラブに凱旋したシャビ・アロンソ監督は、GKクルトワ、DFカルバハル、ミリトン、ハウセン、カレラス、MF後列チュアメニ、セバージョス、前列ブラヒム、ギュレル、ヴィニシウス、FWエンバペを先発させている。前半、キックオフの笛から勢いよく攻勢を仕掛けたマドリーは、2分にエンバペの鋭い飛び出しを起点としてギュレルがネットを揺らした。が、これは半自動オフサイドテクノロジーによって、エンバペのギリギリのオフサイド判定が取られて、ゴールと認められなかった。その後も攻め続けたマドリーは12分、ソシエダのミスに乗じて先制点を記録。マドリー陣地内、ゴティのスベルディアへのバックパスの精度が狂うと、エンバペがダッシュを開始。スベルディアの後方に転がるボールにあっという間に追いついてソシエダ陣地を独走すると、ペナルティーエリア手前から豪快かつ強力なインサイドシュートを放って、GKレミーロを破っている。エンバペはラ・リーガ4試合4得点と、1試合1得点ペースでゴールを重ねている。先制したマドリーはその後、エンバペがポスト直撃弾を放つなど追加点を決め切れずにいると、31分には数的不利に。ロングボールからDFラインを突破したオヤルサバルを後方からハウセンが引っ張り、ヒル・マンサーの主審は一発退場の判定を下した。ここから試合はソシエダがボールを保持して、マドリーがカウンターから追加点を狙う展開となる。だが、たとえ1人少なくても、マドリーの個々のクオリティーはやはり突出している。マドリーは44分、たった2人のプレーで追加点を獲得。左サイド、ギュレルの絶妙なスルーパスをエンバペがペナルティーエリア内左で受けると、マークをものともしない圧巻のドリブルでゴールライン際を駆け上がり、ボールを中央に折り返す。すると、抜け目なく走り込んでいたギュレルが、左足アウトサイドのシュートでネットを揺らした。前半はマドリーの2点リードで終了。シャビ・アロンソ監督はハーフタイムにブラヒムをバルベルデに代えて、攻守のバランスを整えた。迎えた後半は、数的優位のソシエダが反撃。50分にゲデスのクロスからオヤルサバルがポストに当たるシュートを放ち、得点の予感を感じさせると、それから4分後に1点を返した。ペナルティーエリア内左に侵入したバレネチェアのクロスがカルバハルのハンドを誘発。いつも通りキッカーを務めたオヤルサバルが、枠内右にシュートを決め切っている。セルヒオ・フランシスコ監督は66分、3〜4枚目の交代カードを切り、ここで久保を投入する。対するシャビ・アロンソ監督は68分、守備を強化するためにヴィニシウス、セバージョスを下げてフラン・ガルシア、ラウール・アセンシオを入れている(ヴィニシウスは交代に不満そうではあった)。その後もソシエダがボールを保持して攻撃を仕掛け、マドリーが速攻を狙う状況は変わらず。右サイドに位置した久保は仕掛けるチャンスを探り(ボールを持てばマドリー守備陣は最大限警戒していた)、74分にワン・ツーからペナルティーエリア内右深くまで侵入したものの、アシストを狙ったパスはミリトンのクリアに遭った。久保は右サイドだけでなく中央などにも顔を出し、ドリブル、クロス、スルーパスでソシエダの攻撃の起点になり続ける。ソシエダが攻勢を加速させたのは、間違いなくこの日本人の存在によってだった。だが久保は88分、ペナルティーエリア内でシュートチャンスを迎えたものの、左足で蹴ったボールはクロスバーの上に飛んでしまった。チャンスをふいにしてしまった。背番号14は顔を両手で押さえ、その後に天を仰いでいた。ソシエダはアディショナルタイムも攻勢を見せ続けたものの、マドリーの執念の守備を前に同点ゴールを奪うことはできず。結局、そのままスコアは動かず試合終了のホイッスル。マドリーが開幕4連勝を飾り、ソシエダは未勝利(2分け2敗)が続いている。【Real】久保建英応援スレ part1427【Sociedad】…