サッカー日本代表、三笘薫は「自分自身を見つめないといけない」。アメリカ代表戦完敗で感じたもの「最終的な局面でどうプレーするかは…」 サッカー日本代表は、現地時間9月9日に国際親善試合でアメリカ代表と対戦し、0-2で敗れた。無得点で引き分けたメキシコ代表戦から中2日、森保一監督は先発を全員入れ替えて臨んだが、選手層の厚さを示すことはできなかった。後半から途中出場した三笘薫は完敗を喫した試合を振り返った。「4枚に変えて、それでも中々崩せてないところが現状だと思いますし、3枚でも得点を取れてないのが現状だと思います。システムも関係なく、最終的な局面でどうプレーするかは個人のところが関係してくるので、チームの取り組みも含めてですけど、個人の問題が多いかと思います」 日本代表は前半、【3-4-2-1】のシステムで戦い、1点ビハインドで迎えた後半から【4-2-3-1】のシステムを試した。さらには62分、三笘や鎌田大地、南野拓実、町野修斗といった攻撃的な選手を投入したが、三笘が振り返るように最後までゴールを奪うことはできなかった。 三笘自身、メキシコ代表戦に続き、中々前を向く時間は少なかった。 記者から2022年のカタールワールドカップ前の好調ぶりと現在を引き合いに出されたが、「自分のレベルが相手のところを上回れてないだけなんで、過去と言えばそれは全く関係ないです。チームも変わって自分がもっともっと違いを出さないといけない中で、出してない現状があると思うので、そこは自分自身を見つめないといけないなと思ってます」と過去はあくまでも過去であり、今現在に焦点を当てている。 今回のアメリカ遠征は1敗1分けに終わったが、今後10月には南米の強豪、パラグアイ代表やブラジル代表との対戦が控える。「まずはチームに帰って結果を出すことだったり、しっかりコンディションを上げていくことが必要かなと思います。もっと強度が高い相手になると思うんで、そこに選ばれれば、きょうのような試合ではなくて、自分たちがもっとシュートまで持っていけるところだったり、1対1で勝てるようにしたいと思います」と今回の敗戦を次に繋げていくつもりだ。(取材:加藤健一、文・構成:編集部)【ワッチョイ】⌒Brighton&HoveAlbionFC⌒三笘薫part415…