プレミアリーグでロングスローの増加傾向続く…イングランド代表指揮官はW杯での活用も示唆 プレミアリーグで増加傾向にあるロングスローについて、イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督はワールドカップで活用する可能性に言及した。『BBC』が伝えている。 大手データサイト『オプタ』が8月21日に公開したデータによると、プレミアリーグの1試合におけるロングスロー(20m以上の飛距離で敵陣ペナルティエリア内に入ったもの)平均回数は2020-21シーズンの0.89回から毎シーズン増加している。21-22シーズンは1.27回、22-23シーズンは1.44回、23-24シーズンは1.47回で昨季は1.52回だった。 さらに開幕から間もないものの、今季はデータ発表時点で3.2回と大幅に増加。トゥヘル監督はそうした傾向に「言ったでしょ。ロングスローが戻ってくるって」と予期していた様子だ。 その上で指揮官は「W杯ではすべてのことが重要になる」と話し、「ロングスローについても話すだろうし、GKからのロングキックについても話す。ショートパスだけじゃない」とコメント。『BBC』によるとトゥヘル体制のイングランドはガレス・サウスゲート体制で戦ったEURO2024よりもロングパスの割合が少ないというが、来夏のW杯では“放り込み”でゴールを狙っていくパターンも作っていくことを示唆した。 もっともトゥヘル監督は「4日間のトレーニングですべてを詰め込むことはできない」とし、9日のセルビア代表戦で戦い方を大きく変えることはしない模様。「これからアシスタントコーチたちと一緒に見直す。あらゆるパターンが戻ってくるし、クロスも同様だ」と話して1年を切ったW杯までに戦い方を磨いていく方針だ。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17318…